将来の年金はどうなるんだろう・・・?
子供の学費は大丈夫かな・・・?
このようにお金について不安に感じることはありませんか?
私は、老後の資金は大丈夫かな・・・と20代社会人のころから不安に感じていました。
自分なりに調べてみたけれど、結局どれだけお金が必要になるのかわからない!
でも、本を読んだり情報を収集していくうちに、資産運用でお金を増やすことができると知りました。
資産運用?
リスクがあるから、怖いのではない?
そう思ったあなた!
是非読んでいただきたい!
初心者にもわかりやすい本を見つけました。
すでに投資実践している方にとっても、有益な情報がたくさん詰まっています。
おすすめの書籍を紹介しますね。
きっかけは、経済評論家 勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」
仕事をしていると、職場の後輩から「この本、おすすめですよ!」と紹介されました。
それが、経済評論家 勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」でした。
読んでみると、すごくわかりやすい!
日本では、どれだけ金融教育がされていないくて、金融リテラシーが低いかということがよくわかります・・・。
もっと勉強しなくちゃ!
そう思い、勉強するには実際に投資をしてみないとわからないと考え、ネット証券に口座を開設。
ちょうどNISAという非課税制度が始まっていたので、ものは試しにとやってみることにしました。
毎月定額、投資信託を購入するドルコスト平均法によるつみたてです。
ドルコスト平均法とは、こちら。
始めてみると、プラスになったり、マイナスになったりを繰り返し、5年後には大きくプラス。なんとプラス17%になりました!
コツコツ積み立てるってすごい!
コロナショックで、大ショック!
NISAからつみたてNISAに変更し、通常口座でもつみたてを始めました。
勝間さんがおすすめしている不動産投資信託(リート)を買ってみたかったのですが、つみたてNISAでは買えなかったからです。
こちらも、順調に伸びていました。
ところが・・・コロナショックで、大ショック!
今まで見たこともないような下がり方をしていたのです・・・!
不動産投資信託についてはこちら。
私はよくわからず買っていたところがあったため、本を読んだり、人に聞いたりして、知識をつけていきました。
そうして、こうした暴落は過去にも事例があり、将来はわからないけれど、過度に心配しなくてもよさそうだということがわかりました。
読んだ本の中には、
これは、もっと早くから読んでおけばよかった・・・!
そう思う本がいくつもでてきました・・・!
そこで、そのうちの1冊を紹介しますね!
水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」がわかりやすい!
知り合いから「おすすめだよ」と紹介していただいたのが、水瀬ケンイチさんの「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」というブログ。
そして、本も書かれていることを知り、この本がインデックス投資家さんの間では有名な本であることがわかりました。
その本がこちら!
「お金は寝かせて増やしなさい」です!
え?お金は寝かしておいても増えないでしょ・・・?
そうお思いの方も多いのではないでしょうか。
いやいや、本当に増えるんですよ!
でも、その増やし方にもコツがあります。
継続と忍耐力。
これをもっていないといけません。
どうして寝かしておくだけで資産が増えるのか?
どういうことに気をつけたらいいのか?
初心者さんにも本当にわかりやすく書いてあります!
投資における大切なこととは?
水瀬さんは、インデックス投資において一番大切なことは「自分のリスク許容度を知ること」だとおっしゃいます。
そして、「卵は1つの籠に盛るな」という言葉があるように、複数の銘柄に投資することが大切です。
ほかにも・・・
・家計の状況を確認してから投資を始めよう
・生活防衛資金をまず準備しよう。目安は、生活費の2年分
・資産配分を決める方法
・ネット証券の選び方
・おすすめの商品
などについて書かれています。
おすすめの商品は、本の出版から少し時間が経っているので、水瀬さんのブログを見てみるとよいと思います!
有益な情報がいっぱい!
私が印象に残った3つのこと
ここでは、私が読んで印象に残ったことを3つ紹介しますね。
一般的な資産配分は、株式と債券のみで成り立っていて、不動産投資信託(REIT)が含まれていないのはなぜだろう?
ずーっと疑問だったのです。
なぜ、一般的なドルコスト平均法の投資の本では、株式と債券のみがでてきて、不動産投資信託(REIT)はでてこないのだろう・・・?と。
年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も、日本株式、海外株式、日本債権、海外債権に投資をしていて、不動産投資信託(REIT)には投資していないようです。
その答えが、この本には書いてありました。
理由は、不動産投資信託(REIT)は、株式や債券と比べると市場規模が数%しかないから、REITへの投資は世界全体の成長に乗り遅れる可能性があるとのことでした。
そ、そういうことだったのか・・・!
これは、あくまで水瀬さんの意見ではありますが、確かにその通りだなと思いました。
不動産投資信託は、株式や債券と比べると市場規模が小さいんですよね。
さらに、歴史も浅いということがいえるのかなと思いました。
なお、勝間さんは、不動産が今後伸びていくかどうかはわからないけれど、配当が高いため、配当で利益を得ることができると説明されています。
勝間和代の、ドルコスト平均法の積立には、不動産投資信託(REIT、リート)のインデックスがおすすめです
投資信託を切り替えたくなったら、どうしたらよいのだろう?
最初に吟味して選んだ投資信託も、時が経つにつれて、もっとよい投資信託がでてきたりします。
信託報酬といわれる手数料が安くなったり、自分にとって魅力的な商品がでてくることもあります。
例えば、今まで購入していた投資信託Aを、よりよい投資信託Bに変えたい!と思ったとします。
そういうときは
①投資信託Aを売却し、そのお金で新しい投資信託Bを買う。さらに投資信託Bの購入を始める
②投資信託Aの購入をやめて保有し、新しく投資信託Bの購入を始める
という2つの方法が選べます。
①をすると、すでに利益が出ていた場合、売却することで税金を支払う必要が出てきます。
しかし、②の場合、保有しているだけで手数料(=信託報酬料)がかかります。
そのため、どちらがよいのかよくわかりませんでした。
水瀬さんの答えは・・・、②!
手数料が低ければ、原則保有!でした。
手数料が高い場合は、保有している資産も手放して、新しい商品に変えた方がお得です。
けれど、手数料が低い場合は、そのまま保有していた方がよいとのことでした。
このことは、何度か話を聞いたことがありましたが、本を読むことでようやく納得できた感じです。
出口戦略はどう考えたらいいの?
毎月、一定額を購入して積み立てるドルコスト平均法は、長期投資の方法。
でも、その投資の終わりが近づいてきたら、一体どうすればいいの・・・?
これも、私の長年の疑問でした。
この答えも、水瀬さんの本に書いてありました。
その答えとは・・・ずばり、そもそも、必ず儲かると考えていることがおかしい!とのこと。
必ず儲かる投資法などない。
コントロールできるのは、コストとざっくりとしたリスクまで。
その上で、どうしたらいいかを考える。
その考え方や対応が書かれていました。
そ、そうか・・・。必ず儲かると思うことがおかしかったのか・・・!
このことが、当たり前のようで、今までプラスで終わっていたことから、すっかり認識が抜け落ちていました。
こうしたことを踏まえた上で、では、どのような対応をとることができるの?ということが詳しく書かれています。
ドルコスト平均法の終わりをどう迎えるかについて考えたい方は、是非読んでほしいです。
資産形成を始めたい方、すでに始めている方。気づきと学びがありますよ!
いかがでしたでしょうか。
今回は、私の学びについて紹介しましたが、投資をこれからはじめようと思っている方にもわかりやすく、有益な情報がたくさん記載されています。
特に、水瀬さんの15年にわたるインデックス投資の歴史は、リーマン・ショックという未曾有の大混乱の時代も含まれています。
コロナショックでこれからさきが見通せない今こそ、読むと学びが多いと思います。
もっと早く読んでおけばよかった・・・!
6年前からドルコスト平均法で投資信託のつみたてを始めた私が、そう思う本です。
是非、手にとって、読んでみてくださいね!
面白かったら、シェアいただけたら嬉しいです。