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3児育児中のワーママです。ライフハック、子育てなど暮らしを豊かにするヒントや気づきを綴っています。

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2022年に読んでよかった印象深い本3冊を紹介!自分軸手帳部のおすすめ本募集企画も面白い

みなさん、今年はどんな本を読まれましたか?年末になり、私も今年もどんな本を読んだか振り返ってみました。

 

振り返ってみると、私自身は自分軸手帳部で紹介いただいた本がすごく印象に残っています。さすが、手帳好きであり、人生をよりよくしたいと思って行動されている方から紹介いただく本たち。心に響くものが多い!

 

そんな風に「よかった!」と思う本はたくさんあるのですが、その中から今年私にとってすごく印象深かった3冊をセレクトしてみました。みなさまの年末年始の書籍選びの参考になれば嬉しいです。では、見てみましょう!

  

 

運転者 未来を変える過去からの使者(喜多川泰)

 

「今年1番よかった本は?」と聞かれたら、私にとっては喜多川泰さん「運転者 未来を変える過去からの使者」です。これは小説なのですが、とても気づきの多い1冊にでした!

 

生命保険会社に勤める会社員の修一は、仕事もうまくいかず、妻との約束が果たせず、子供は不登校で、とても苦しい日々を送っていました。そんなある日、不思議なタクシーのドライバーに出会います。そして、少しずつ人生の考え方を変えていくのです。

 

特に印象に残っているのは、「どんなときでも上機嫌でいる」ということの大切さです。修一は、苦しい状況であることから、妻と学校の先生との面談を不機嫌な状態で終えます。すると、その後乗り込んだ不思議なタクシーのドライバーから、あのとき上機嫌で面談していれば、未来はよりよく変わったと聞かされるのです。

 

上機嫌でいれば、よりよい未来に変わっていた!

 

このことは、私にとってかなり衝撃でした。苦しい状況の中で、上機嫌でいることは難しいことです。けれど、不機嫌な人のところに、幸運はやってこないということがよくわかりました。

 

他にも、「自分の人生は延々と続く命の物語のほんの一部である」「プラス思考とは、自分の人生でどんなことが起こっても、それが自分の人生においてどうしても必要だから起こった大切な経験だと思えること」など、印象深い言葉がいっぱいでした。なかなかうまくいかないことがあるときに、考え方を変える大きなヒントがもらえる本です。

 

「運転者」はKindleアンリミテッド対象です(2022/12/10現在)。是非手に取ってみてくださいね。

 

 

過去の感想記事はこちら↓

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「がんになって良かった」と言いたい(山口雄也)

 

京都大学の学生だった山口雄也さんの闘病記です。闘病記と聞くと、なんだか怖い描写があるように感じて、なかなか読み始めることができませんでした。しかし、あるとき読み始めてみると、まるで小説のような文章にびっくり!これだけの表現ができることにまず驚きました。

 

実際に「死」と向き合った方の言葉には、とても重みがあります。余命を宣告され、辛い治療を受けながら、一体どれだけ「生きたい」と願っていたのか。それを知ることで、健康で今を生きていられることがどれだけありがたいことなのかと痛感させられます。

 

「人の生きる意味なんてない、とにかく自分に与えられた時間、境遇を一生懸命生きるのみ」。山口さんがある主治医のブログから見つけた言葉です。これは真実だなと感じました。私は、今まで生きることに意味があると思っていましたが、この本を読んでから、意味はないなと思うようになりました。意味があるとみんな思い込んでいるだけなのだと思うのですよね。そのほうが、生きやすいから。生きる活力がでてくるから。だから意味があると思っているのだと思います。

 

こういってしまうと悲観的ですが、そうではないのです。私たちは、ただ生きているだけ。でも、そうならば、よりよくなるように生きていきたいと思うのです。

 

どんなにお金をもっていても、どんなに高価なものに囲まれていても、それを死後まで持っていくことはできません。人は必ず最期を迎えます。私はどう生きていきたいのだろうか?そのことを考えることができる1冊でした。

 

 

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山口さんのブログはこちら↓

yoshinashigoto.hatenablog.jp

 

サラバ!(西加奈子)

 

上、中、下からなる長編小説です。直木賞受賞作品。知り合いのすすめで手に取ってみたのですが、とっても良かった!

 

主人公の圷歩(あくつあゆむ)は、父親の仕事の関係でイランで生まれ、エジプトで暮らします。姉、圷貴子(あくつたかこ)が猟奇的すぎて、本当に衝撃!自己主張が強いことから周囲とうまくいくことができず、母も手を焼く状況でした。

 

母と父の離婚、貴子の信じる宗教、エジプトでの友人ヤコブ、近所の矢田のおばちゃん。そして社会人になった歩に起きるショックな事。様々な出来事を通して、人はみなすがるものを見つけたいものなのだということや、どんなに素晴らしい人生でも将来どうなるかはわからないということを改めて理解することができました。

 

姉、貴子は最終的に旅に出て、大きく変わって戻ってきます。この変化にとても驚かされますし、歩自身が励まされることから、自分自身の幹を見つけることの大切さを感じました。

 

私はAudible(オーディブル)で耳読したのですが、この朗読者が松坂桃李さん!すごく主人公、歩の声にぴったりで、長編小説にもかかわらずあっという間に最後まで聞き入ってしまいました。是非、Audibleで聞いてみてください。1ヶ月は無料で聞けるので、おすすめです。

 

 

私の感想はこちら↓

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みなさんの今年良かった本は何ですか?自分軸手帳部の図書係の企画開催!

 

今年読んでよかった本を選ぶのは少し時間がかかることですが、よい振り返りの時間になります。自分の印象が強く残っている本は、自分にとってアンテナがたっていることだと思うのです。このアンテナに気づき、深掘りすることで、次の行動につながりやすいのではと思います。

 

また、他の方が今年どんな本に興味を持たれたのかを知ることもとっても楽しい!自分軸手帳のコミュニティ、自分軸手帳部では、部員さんから「2022年に読んで良かったおすすめの本」を募集しています。ここで紹介いただいている本がすごく興味深いのです。読んでみたい本がいっぱい!部員さんは、是非Teams105の部屋をのぞいてみてくださいね。期限は2022年12月18日(日)までです。(※2022/12/29追記 企画は無事に終了しました!)

 

そして、部員さんでなくても自分軸手帳部で紹介されている本を見ることができます。良書ぞろいなので、是非ブクログ「自分軸手帳部の本棚」を見てみてくださいね。

booklog.jp

 

今年出会った本からの学びについて考えながら、次の2023年に生かしていきたいですね!

 

面白かったら、シェアいただけたら嬉しいです!