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3児育児中のワーママです。ライフハック、子育てなど暮らしを豊かにするヒントや気づきを綴っています。

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日本の未来がわかる。ちきりんさんのVoicy「シルバー民主主義 高齢化と政治意識」を聞いて考えたこと

社会派ブロガーであるちきりんさん。Voicyの音声配信もされています。そのなかで「シルバー民主主義 高齢化と政治意識」がすごく印象深かった!なぜなら、自分自身が高齢者になったらどうなるのかがよくわかったからです。

 

「シルバー民主主義」とは、有権者の中で高い割合を占める高齢者を優先した政治がおこなわれること。少子高齢化で子供が減り、高齢者が増えている日本では、特に問題とされていることです。

 

今、若い方や30~40代の方も、時が経てば高齢者になります。みなさんは、自分が高齢者になったときに政治に対してどのような考えになると思いますか?そのときになってみないとわからないとは思いますが、ちきりんさんのVoicyを聞いて、多くの人が陥るであろう考えがわかりました。

 

その考えとは何か?人はみな、年老いていくものです。そのことを踏まえて、高齢になったときの考え方について、一緒に学びを深めていきましょう!

  

 

ちきりんさんのVoicyの配信内容

 

ちきりんさんのVoicyは最初は無料なのですが、1ヶ月経つと有料放送になってしまいます。そのため、「シルバー民主主義 高齢化と政治意識について」は現在では有料放送となっています。

 

一体どんなお話しだったかというと、こんなお話しです。

若い人は病気にならない。高齢になると病気になる。医療や介護が必要になる。

・60歳で定年を迎えれば、当然時間がある。だから、今若い人が選挙に行かなくても、年を取れば選挙に行く。

・今までは政治において育児の話題はなかった。今は話題がある。今の75歳は今後選挙に行けなくなる。今までは団塊世代の票が欲しかった。今は子育て世代の票が欲しい。選挙においては、人数が多いのが重要。

高齢者が多くなると、長期的なプランができなくなる。「助けてくれ」の声がすごく大きくなる。次の世代に借金があってもいいから、俺を助けてくれ。

 

高齢になると、身体が弱くなってくる。時間もある。だから、今、若い世代が投票に行かなかったとしても、年を重ねれば投票に行くようになる。そして、長期的なプランができなくなるから、「自分を助けてくれ」と自分目線の選択が多くなる、ということでした。

 

高齢になると、長期的なプランができなくなる!

 

年を重ねるにつれて「自分を助けてくれ」となる可能性がある

 

私は、今、育児中です。そのため、今の日本の政治が子供目線でなく、高齢者目線の政策であることにすごく問題意識をもっています。もっと子供が増えないと、大きくなってから労働力となり、税金を納める大人が少なくなり、高齢者や国を支えきれません。

 

子供が増えない原因は、様々あるといわれています。そのため、これをすれば子供が増える!という簡単が答えはありません。それでも、かなり前から日本の少子化が問題だと言われていたにもかかわらず、ほとんど対策が打たれてこなかったように思うのは、まさにシルバー民主主義が問題だと思うのです。

 

子供は母親が育てるもの。この意識が日本は強い方が多いと思います。そのため、海外では利用者の多いベビーシッターさんも、日本ではほとんど浸透していません。夫は長時間労働で家事育児に参加できないとなれば、妻がケア労働を全てになうことになります。さらに共働き世代が多い現代では、妻は仕事もおこないます。これでは子供をもっと産もうとは思いにくいです。長時間労働は早く解消すべきですし、ベビーシッターなどの子供の世話をお願いしやすい環境作りも大切ではと思います。

 

また、日本では結婚して生まれた子供に対して法整備が整っていますが、法的に結婚していない子供に対してはあまり制度が整っていません。女性も仕事を持つようになった現在では、結婚していなくても子供を産み育てたい女性は一定数いるのではないでしょうか。つまり、法律が現代に合っていないので、現在に合わせた法改正も必要だと思うんですよね。

 

このように、私はどちらかというと社会に興味をもっていて、もっとこうなったらよいのにという意見をもっています。けれど、年を重ねて高齢になると、子供の世代のことはどうでもよくなり、「自分を助けてくれ」になってしまうのか?!ということが衝撃でした。

 

なぜなら、これだけ社会に興味を持っているちきりんさんでさえ、年を重ねてきた今では、遠すぎる未来のことはどうでもいいと思うようになったとおっしゃっていたからです。(もちろん、事例は政治とはちょっと異なる分野でしたが)これだけ社会に興味があるちきりんさんでさえそうなのだから、私の問題意識も変わってしまうかもしれない。さらには、社会にあまり興味を持っていない人もいるわけで、そういう人の方が多いと考えると、そりゃ「自分を助けてくれ」の声が多くなるよな・・・となんか納得してしまったのでした。

 

これからの未来の日本のために、何ができるのか

 

では、これから私にできることは何なのか?それを考えてみました。

 

まずは、高齢になっても働いて収入を得られるようになっておくことが大切だと思いました。やっぱりお金がないと、気持ちの余裕もなくなり、将来が不安になり、「自分を助けてほしい」となりがちです。私は今は会社員のため、いつかは定年を迎えます。その後も収入を得られるような道を考えておきたいと思いました。

 

それから、なんと言っても健康!ですね。病気になってしまったら、医療費はかかるし、そもそも働くことができなくなってしまいます。重篤な病であるほど、精神的ダメージははかりしれません。とはいえ、病は運のようなものでもあるため、どれだけ気をつけていたとしても、かかってしまうことがあります。それを踏まえて、自分にできる7時間睡眠(できるだけ)、適度な運動、栄養ある食事といった基本的なことはつづけていきたいです。

 

さらに、学び続けることも重要だと思いました。私たちが学んだことは、時代と共に情報が古くなっていることもあります。今の政治はどのような状況なのか。これからの日本に必要な考え方はどのようなことなのか。そんなことにもアンテナをはって、情報を収集し、学ぶ意欲も大事ですよね。

 

日本の政治も、少しずつ変わってきています。よりよい政治になるように、自分にできることは何かを考えて、行動していきたいですね。みなさんは、シルバー民主主義の話を聞いて、どんなことを考えましたか?少しでもよい未来に近づくように、できることを考えていきたいですね!

 

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お読みいただき、ありがとうございました!