チョコベリーの暮らしをちょっと豊かにするブログ

3児育児中のワーママです。ライフハック、子育てなど暮らしを豊かにするヒントや気づきを綴っています。

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97歳の祖母を訪ねて感じたこと。2階建ての家は高齢になるほど機能しなくなる話

97歳の祖母は、独り暮らしをしています。祖父が亡くなり、2階建ての家に一人で暮らしています。

 

コロナもあり、今回2年振りに会いにいってきました。久々に会えて、本当に楽しかった!それとともに、高齢だからこその暮らしの様子も見えてきます。

 

誰もが迎える老い。その中で、先のことがわかっていると行動しやすくなるものです。祖母の家を訪ねて感じた気づきについて紹介します。

  

 

2階建ての1軒家では、2階はほぼ使えなくなる

 

祖母の家は、2階建てです。小さい頃は月に1回ほど両親が遊びに連れて行ってくれて、よくお泊まりをしていました。2階にはおもちゃがしまってあり、引き出しから取り出して遊ぶのがとても楽しみでした。

 

しかし、97歳になり、祖母は階段を上がることができません。1階の部屋さえ、杖や歩行器を使わないと、歩くのが難しい状況です。2階へは、もう行くことができなくなってしまいました。

 

でもですね、97歳で一人で歩いて、台所に立ったり、トイレに行ってるだけでもすごいことなんです!週に2回のデイサービスへ行ったり、家事のお手伝いを依頼することがありますが、今でもある程度身の回りのことが自分ででき、会話もスムーズなのは、なかなかできないことです。

 

一人でできるのはすごいことなのですが、2階建ての場合、2階を使用することは難しくなるんだなあというのが実感。夫の祖母も、2階建ての1軒家に住んでいましたが、足を悪くして2階には上がれなくなっていました。もう、高齢になると2階は使えないのは間違いない!!

 

それでも、一軒家を建てるのはなぜなのか?まさに、我が家もそうです。その理由は、子どもを育てるためなんですよね。子ども部屋のために、2階建てにしています。あとは、2階で寝ているので、防犯のためでしょうか。

 

友人で、2階に洗面所やお風呂を取り付けたおうちがあります。今は身体が元気だから問題ありませんが、高齢になったら本当に考えなければいけないと思います。水回りは1階がおすすめ。

 

自分が高齢になる頃には、平屋として立て直しができたら楽しいかも?設備もぐんと新しくなりますしね。でも、せっかく立てたのだから、上手く活用できたらいいな。2階を貸し出したり、お店にしたりするとか?夢を広げつつ、将来のことを考えねばと思ったのでした。

 

お茶を入れることもできなくなる

 

以前は祖母の家に遊びに行くと、祖母はお茶とお菓子を用意して、出してくれました。そして、みんなでお菓子を囲みながら、おしゃべりするのが楽しい時間でした。

 

けれど、高齢になると歩くのも大変なので、お茶を出すことができません。お腹もあまり減らないので、おやつもあまり食べません。常備していたのは、水のペットボトル。

 

「これが一番いいのよ。」

 

そういっていました。確かに、緑茶を入れたら急須を洗う必要があるし、コーヒーを入れたらカップを洗う必要があります。水なら、何も気にすることがない!そして、カフェインも入っていないので、健康によさそう。こうした水を飲む生活が長寿の秘訣?かもしれません。

 

電子レンジが大活躍

 

台所に立つのも大変なので、料理は簡単なものが多いと祖母は話していました。中でも便利なのが、電子レンジ!

 

例えば、なすとピーマンを切って、レンジでチンをし、市販の甘酢をかければそれだけで一品できあがりです。祖母は甘酢が好きなので、市販のたれを活用していると話していました。

 

料理上手な祖母。以前は、唐揚げや南蛮漬けなど、たくさんの美味しい手料理をふるまってくれました。そうした料理の腕があるからこそ、電子レンジも活用したレシピができるのかもしれないと思いました。なすとピーマンのレシピは、私もやってみようと思います!

 

高齢で一人で暮らすのはすごいこと!いつまでも元気でいてほしい

 

97歳で一人で暮らすというのは、本当にすごいことだと思います。昔は、高齢になっても元気で生きていたいと普通に言っていましたが、今はその「元気」がなかなか難しいことだと感じます。

 

年を重ねるに従って、病にかかる可能性は高くなるし、不運な出来事によって体調を崩すこともあります。自分は大丈夫とずっと思ってきましたが、そんなの誰にもわからないよなあと思うようになりました。

 

でも、だからこそ、97歳の祖母を見習って、できることは準備していきたいと思います。運動、睡眠、食事。健康に良いといわれていることは、可能な範囲で取り入れていきたいです。そうしないと、元気でいられる可能性を自分で狭めてしまっていますものね。

 

今が一番若い。それは確かなことです。そのことを認識しながら、どうやって年を重ねていくべきか考えていきたいですね!

 

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