ゴールデンウィークはどこか行かれましたか?私は夫の実家がある広島へ行ってきました。今までは感染症が広がっていて帰れなかったので、久々の帰省です。
しかし、まー、すごい人!東京駅はごったがえしてました。こういう状況を見る度に、「日本人は同じ時期に休みたがる民族だよなー」と思います。もっと分散して休めばいいのに。でも、取りにくいんだろうな-、と。
すると!まさに同じようなことを思い、政策として提言されているnoteを発見しました!すごくよい案だと思ったので、紹介します。ゴールデンウィークが混んでて大変だと思ったあなた。是非見ていきましょう!
学校のお休みを分散化しよう
ごった返すゴールデンウィークを変えた方がいいのでは?と提案してくださったのは、駒崎弘樹さん。病児保育などのNPO法人、フローレンスを立ち上げられた方です。その提案noteがこちら。
このnoteでは、「子供の学校の休み」が休暇をとるのにネックになっていると書かれています。
確かに!今まで気づかなかった・・・
おっしゃるとおり、日本では学校に行くことが重視されていて、旅行に行くから学校を休むということは推奨されていません。
先日、子供の習いごとがあり、参加している子のお母さんが「夫の知り合いがいるアメリカに家族で旅行に行く」と話していました。お子さんが3人いるのですが、それぞれの中学校、小学校をお休みして平日に行くとのことでした。
へー!!と思って、その後夫に話したところ、夫の反応は「学校休ませるんだ・・・」とのこと。
そこなの!?
いやいや、確かに授業は大切です。でも、海外旅行に行った方が、多様な文化に触れることができ、学校では得られない体験が得られるはずです。だから、私は病欠以外でも学校を休んでも(たまには)よいのではと思うのです。
でも、日本人は「学校に行くべき」「学校を休んではいけない」そう思っている方が多いのだと思います。だから、どこか旅行に行こうと思っても、学校の休みにあわせることになり、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始が激混みという状況になるわけです。
これではのんびりリフレッシュできない!
そこで、駒崎さんが提案してくださっているのが、フランスでおこなわれている分散休暇。フランスでは、地域ごとに休暇の時期をずらして取得できるようになっているそうなのです。
なんて画期的!
確かに休暇が分散されれば、日本のゴールデンウィークがどこも激混みなんて状況が回避されます。観光名所の場所にとっても、お客さんが分散してきてくれるようになるわけで、いいことづくめです。
「皆勤賞」は廃止しよう
そもそも、日本の学校には「皆勤賞」という概念があります。駒崎さんはこれも撤廃しようといっていて、本当に賛同!!私も「学校に行くべき」と思っている傾向がありますが、これも「皆勤賞」なんて制度があるから「休んではいけない」と思っちゃうんですよね。
もちろん、休まず学校に行くというのは素晴らしいことです。毎朝ちゃんと起きて、学校へ行って勉強し、友達との交流を学んだりしているということなので、それはそれでよいことだと思います。でも、生まれつき身体が弱い方や学校になじめない方もいらっしゃいます。「皆勤賞」という言葉は、そうした多様な方を排除してしまうようにも思うんですよね。
「皆勤賞」が廃止されれば、学校をお休みしやすくなると思います。すでになくなっている学校もあるようですが、まだある学校は検討しても良いのではと思います。
日本全体のお休み改革をしよう!
ゴールデンウィークの休日を変えることは、現実的に考えるとすごく大変なことだとわかっています。どうやって地域を決めるのか?お休みの間の授業はどうするのか?課題はたくさんあります。
でも、すっごくよいと思ったんですよね。ゴールデンウィークの休日の取り方を見直すことは、日本全体の働き方を見直すことにもなると思ったのです。
日本は、他の国と比べて長時間労働が問題にもなっています。休暇を取りやすくすることで、もっとワークライフバランスの充実した日々につながるのではないか・・・。そんなことも考えました。
みなさんも是非、ゴールデンウィークの取り方について考えてみませんか?日本のお休み改革が少しずつでも進んでいったらよいなと思います!
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お読みいただき、ありがとうございました!