最近、赤ちゃんに関する悲しい事件がたくさん起こっています。
喜んで迎えたはずなのに、辛い状況になってしまうのは、とても悲しいことです。
では、私はどうだったか?
振り返ると、赤ちゃんを産む前から知っておきたかった!
そう思うことが、ありました。
これから赤ちゃんを育てる方に、何か役立つといいな。
そう思って、3児育児中の私なりの振り返りのお話です。
赤ちゃんは、寝てばかりではない
テレビドラマで、赤ちゃんがすやすや・・・。
それをほほえんで見つめる夫婦・・・。
そんなシーンがよくあるので、私は赤ちゃんは寝てばかりいるものだと思ってました。
違います!
寝てばかりではありません!
まず、3時間ごとの授乳があります。
じゃあ、3時間は寝られるのね~と思っていましたが、これもまた、違います。
赤ちゃんは、寝かしつけ(=抱っこして、ゆらゆら)をしないと、寝ません。
大人のように、自分で寝ることができるわけではないんですね。
ですから、大人が抱っこして寝かしつけることになります。
また、赤ちゃんによってではありますが、頻繁にうんちをします。
おしりをふいてあげて、おしめを変えてあげる必要があります。
我が家の長男は、まさにこのタイプ。
混合授乳だったので、ミルク作って、授乳して、ミルクをあげて、げっぷをさせる。
うんちしたら、おしりをふいて、おしめを変えて、さあ、また寝かしつけ。
ようやく寝たと思っても、ベッドに置いたら起きてしまう。
そうこうしているうちに、次の授乳時間がきてしまう・・・なんてことも。
これを、産後のふらふらの体でやるのですから、1人だけではかなりきついです。
赤ちゃんは、寝てばかりではありませんー
赤ちゃんは、よく泣く
よく泣きます。
赤ちゃんだから、当然でしょうと思うかもしれませんが、思っていたよりもよく泣きました。
我が家の場合、おしめ替えでも、ギャン泣きでした。
ときには、顔を真っ赤にして、泣きます。
だから、赤ちゃんというのかなーと思うほど。
赤ちゃんは、おしゃべりできないので、変わりに泣いているわけですが、こんなに泣くの!?と、すごくびっくりしました。
赤ちゃんはよく泣きます!
お母さんは、睡眠時間が減る
赤ちゃんの授乳、おしめ替え、寝かしつけ。
混合であれば、ミルク作り。
ミルクを作ったら、哺乳瓶を洗って、消毒。
これは、体験しないとわからないことですが、本当に
睡眠がとれない!
まとまった睡眠をとることは、かなり難しいです。
これは、赤ちゃんが幼児期になっても続きます。
風邪で体調を崩している・・・。
おもらしした・・・。
そんな様々な出来事が起きるので、まとまった睡眠は、なかなかとれなくなると知っておくといいかも。
でも、睡眠はとっても重要です。
赤ちゃんが寝たときとか、誰かにみてもらっているときなどに、ちょっとでも睡眠をとるようにしましょう!
合間を見て、睡眠をとろう!
母乳にこだわらない
私が第一子を出産した産院は、母乳推進の産院でした。
母乳を出すためには、頻繁授乳をすることになります。
泣いたら、母乳をあげるということなので、3時間ごとの授乳どころではありません。
寝る暇もなく、常に母乳をあげている感じ。
ミルクは、成長に必要な最小限だけです。
母乳は、とてもよいことですし、でるならば、与えた方がいいと思います。
しかし残念ながら、私はそんなに母乳がでなかったんですね。
それなのに、母乳にこだわってしまったので、辛い状況になってしまいました。
まず、産院から、出産前から完全母乳(=完母)の話を聞かされるので、私も完母になれると思ってしまいました。
なかなか母乳がでなくて、赤ちゃんの成長が成長曲線にのらなくても、助産師さんが、私もそうだったよー、でもだんだん母乳がでるようになるから大丈夫よ、と励ましてくれる。
だから、頻繁授乳すればいつかは完母になれると思ってしまったのでした。
また、完母なら、ミルクが不要になります。
哺乳瓶を洗って消毒する作業も不要になる。
ミルク代も浮くので、いいな!
そう思ったのですね-。
そして、何より、お母さんだから、母乳をあげなくちゃ。
そんな思いもあったように思います。
今思えば、母乳にこだわることなんて、ありません。
それよりも、赤ちゃんが元気に成長することが大切です。
いや、当時も、それはよくわかっていました。
わかっていながら、自分が頑張ればなんとかなると思ってしまったのです。
すごく、思い込みの罠にはまってしまいました・・・。
当時の私に、完母でなくてもいいんだよといっても、きっと聞いてくれなかっただろうな。
でも、だからこそ、今伝えたいです。
ミルクをもっとあげて大丈夫だよ。
ミルクをあげて、自分ももう少し休もうよ、と。
母乳にこだわらないで、大丈夫!
抱え込まずに、人を頼ろう
お母さんだから、私がやらなきゃ・・・。
そう思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、どんどん人に頼りましょう!
パートナーにうまくお願いしたり、近隣に親類がいれば、頼みましょう。
もし、身近に頼れる人がいなければ、地域の制度を利用しましょう。
抱え込んでしまうのが、一番大変です。
SNSなどのつながりを利用するのも、いいと思います。
上手に、相談できる場ができるといいですね。
まとめ
・赤ちゃんは寝てばかりではない!そういうものだと思って、おおらかに。
・母乳にこだわらずに、お母さんが休める時間作ろう!
・自分で抱え込まずに、人を頼ろう!
育児の大変さは、なかなか伝わらないんですよね。
体験しないとわからないことも、たくさんあると思います。
それでも、少しでも状況を伝えることで、産後のお役に立てたらいいなと思います。
元気な赤ちゃんに、出会えますように!
そして、産後は、自分もいたわりつつ、赤ちゃんを育てていきたいですね!