映画「THE FIRST SLAM DUNK」を11歳長男、8歳次男と見に行ってきました。もともと私がスラムダンクが大好きで、子供たちにも漫画を読んでほしいと思っていました。
けれど、長男も次男もまったく興味がない!漫画を手に取ろうとはしません。いつか大きくなったら読むだろうかと思っていたら、とある出来事がありました。その出来事をきっかけに、長男、次男と映画スラムダンクを見に行けることになったのです!
いったい何がきっかけで映画を見ることになったのか?映画を見た長男次男の反応は?映画を見る前に、子供にこれをしておけばよかったなと思うこともあったので、紹介します。これから子供と映画をみようと思っている方、スラムダンクの映画について知りたい方にとって、参考になれば嬉しいです。
映画スラムダンクを長男次男と見に行こうと思ったきっかけ
私はスラムダンクをアニメで見て育ち、夫も漫画を持っています。本当に大好きで、感動するので、子供にも是非漫画を読んでほしい!そう思っていました。
けれど、長男は人見知りで恐がりな傾向があり、ドラゴンボールや鬼滅の刃や呪術廻戦といった戦闘ものをまったく見ようとしません。スラムダンクも同じく、嫌がって手に取ろうとはしません。
このままではきっとスラムダンクを知らぬままに育ってしまう・・・!
そう思っていたところ、Voicyパーソナリティの虫育児ワーママかおさんが、小3息子さんと映画スラムダンクを見に行ったというお話しをされていました。息子さんは今はサッカーが大好きなのだそうですが、スラムダンクにもはまったと聞きました。
長男や次男は、映画館でポップコーンを食べるのが大好き。スラムダンクに興味はなくても、映画館なら見てくれるかも?そう思って、長男に誘ってみたところ「見る気はない」との返事。でも、お母さんが見たいから一緒にいってくれたら嬉しいということと
①映画館でポップコーンを買う(夫の影響。私は何も食べずに見る派)
②本を買ってあげる(本好き)
③行くまでの道中はゲームしていい(ゲーム好き)
の3つの条件をあげたところ「じゃあ、いいよ」と了承を得ることができました。そして、次男も一緒に映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行くことになりました。
やった!
スラムダンクを知らない子供と見に行くときのポイント
映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見に行った感想をお伝えする前に、スラムダンクを知らないお子様と映画を見に行く場合、より楽しめるようにここに注意した方がいいよ!ということを感じたので紹介しますね。
登場人物は事前に説明するのがおすすめ
映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、どのような内容かまったく明かされていません。そのため、私は漫画の初めからやるのかなと思っていました。それでも、子供たちは話の展開についていけないかもと思い、スラムダンク1巻に出てくる主な登場人物を、漫画を片手にさらっと長男次男に説明しました。
舞台は湘南高校という高校。主人公は、バスケ初心者の桜木花道。そのライバルでバスケが上手い流川楓。このバスケ部キャプテンが赤木さん。バスケは5人でやるスポーツだから、あとから2名増えるよと。
しかーし!映画は山王工業との1戦からでした。ところどころで、各メンバーの背景が紹介されるとはいえ、やっぱりスラムダンクを知っている方が内容の理解度が深く、何も知らない子供にとっては名前が覚えられない状況になるなと感じました汗。
スラムダンクを知らない子供と一緒に映画を見る場合は、メインの登場人物5人について説明することをおすすめします!
迫力ある音楽!でも子供にとっては音が大きめかも
スラムダンクはバスケットの迫力あるシーンが魅力があるため、結構音楽が大音量で流れます。大きな音に慣れていない長男次男は、耳をふさぐ場面もありました。そして、殴る、蹴るといったケンカのシーンもあり、次男は後ろを向いて、映画を見ないように隠れたりもしていました。
どれくらいの音まで子供が大丈夫かは、映画を見てみないとわかりません。子供によって特性が違うので、どのような反応になるかは子供次第だと思いますが、比較的大きな音がでていて、子供が隠れたりすることもあるかもと思って見に行くとよいと思います。
映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見た感想
では、個人的な映画の感想を紹介します。若干、ネタバレにもなりますので、これから見ようと思っているという方はこの「感想」の章は読み飛ばしてくださいね。一緒に観賞を共有したいと思ってくださる方は、是非お読みください-!
バスケットの試合のシーンがよく描かれている!!
なんといってもバスケットの試合のシーンがリアル!映像もアニメのような2次元でなく、若干3Dが入ったような映像になっています。そのため、選手と選手がぶつかり合う様子や、バスケットボールをドリブルする音の感覚が本物みたいでした・・・!
スピード感もあって、リョータの隠れたパス周しとか、ほんと絶妙!速攻をする流川くんも速い!し。スラムダンクのシーンは迫力あるし。残り10秒!みたいなラストシーンが、観客と一体になって応援する気持ちになり、まるで実際の試合を見ているような感覚になりました。
リョータの母への手紙に感動
今回の映画は、主人公は宮城リョータになっています。リョータの過去が明かされると共に、リョータの母とのつながりが描かれていて、家族のストーリーにもなっているなと思いました。
ここからがネタバレになりますが、実はリョータくんにはバスケの上手なお兄さんがいました。けれど、海の事故で亡くなってしまいます。リョータはバスケが好きだったのでバスケを続けますが、上手だったお兄さんと比べられて過ごします。
そんなリョータが、お兄さんの夢であった「山王工業に勝つ」を叶えるべく、山王工業と試合をすることになりました。家を出る前日の夜に、リョータは母に向けて手紙を書きます。その書き出しが「兄の代わりに僕が残ってしまってごめんなさい」という内容だったんです。
えー!そんなの悲しい・・・!
結局、リョータはその文章を消し、新たな文章を書くのですが、なんかもう、その一言にぐっときてしまって・・・。そんなことを考えながらバスケをしていたのかと。
そして、次の朝、リョータの母が起きてテーブルを見ると、手紙が置いてありました。その宛名は「母上様」。
母上・・・!
こんな宛名が、高校生である17歳っぽくて、笑ってしまいました。
そして、山王工業との試合からリョータが帰ってきて、海を眺めている母に出会います。母はリョータに向かって「なんか背、のびた?」リョータは「4日間で伸びるかよ!」と返します。
あー、なんかこの会話もいいな。私も長女が生まれて産院にいて、久々に次男に会ったら次男がすごく大きく見えたことを思いだしました。久々に見たら、子供を大きく感じることってあるんですよね。
流川くんがかっこいい!!
もう、当然ですが、流川くんがかっこよかったですねー。長男も次男も「背番号11がかっこよかった」といっていました(名前は覚えていない)。ドリブルも速いし、山王工業の北沢と1on1を挑む姿もよかったです!
試合展開は漫画のとおりで、流川くんが桜木花道に初めてパスをして、花道がシュートを決めて、2人が「パシッ!!!」と手をタッチするシーン!あの名場面が見れて、やっぱり感動しました。
子供と一緒に見ることができてよかった!そして考える今後の子育て
最初は映画を「見る気がない」といっていた長男と次男。実際、映画の最中はひまそうにしているときもあったりしました。映画が終わってからも、「特に感想はない」という態度。
でも、長男はスラムダンクのポスターを見ると「この映画見たね」といったり、キャプテン赤木を「西郷隆盛みたいだった」といったり、映画で思うところを話してくれるようになりました。次男も、花道が安西先生のあごをタプタプするところが面白いといい、日常でも真似したり、リョータが人をかき分けてドリブルするシーンを真似してドリブルしたりしています笑。
映画を見たことで、スラムダンクのキャラクターについて話ができるようになったことが、とっても嬉しい!
それとともに、私の中で違う変化もありました。それは、子供にもっとスポーツをやらせたかったという思いです。スラムダンクを見ると、リョータは小さい頃からミニバスケをやっていました。我が家の長男も、小1で小学校のミニバスケを見に行き、やってみようかという話になったのです。けれど、私が長女妊娠中、他校の小学校への送迎が必要、土日も練習有りということで、もう少し大きくなってからねとやめてしまったのです。
その結果。小6の今はゲーム好きになってしまいました。土日も行くのが面倒だから(=ゲームができなくなるから)といって、土日に練習があるスポーツを選ばなくなってしまいました。長女も大きくなったので、今なら送迎はできるのに!!タイミングだといわれればそれまでですが、あのときバスケを始めていたら、長男はもっと人見知りなく、友達の多い、自信を持った子に育ったのではと思ってしまうんですよね。
はー、とため息になってしまうのですが、過去をなげいてもしかたないので、今できることをしています。
・家族で体育館を借りてバドミントンをする
・週1のサッカーで身体を動かす
・野球のグローブでキャッチボールしたり、広場でバッティングしたりする
・図書館でスポーツの本を借りてみる
運動しているとは言え、週5とか本格的にやっているわけではないので、技術はどれもまだまだです。こうして身体を動かすことから、将来、やりたい!と思えるスポーツに出会ってもらえたらいいなと思います。まあ、別にスポーツでなくてもいいと思っているんです。でも、個人的にスポーツができる子がはきはきしていて、積極性がある子が多く感じているので、いいなーと思ってしまうんですよね。
子供は子供。自分は自分。私の思いを押しつけるのではなく、お互いに楽しみながらバランスとっていきたいなと思います。
映画「THE FIRST SLAM DUNK」はとっっても良かったので、ご興味ある方は是非見てみてくださいね。漫画やアニメを知っていれば、あのときの感動がよみがえりますし、さらに今まで知らなかった新しいストーリーを知ることができます。漫画などを知らない方も、バスケットボールの試合にはきっと引き込まれること間違い無しです。子供と行くと共通の話題も増えるので、誘ってみるのもおすすめですよ!
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