「効率が10倍アップする新・知的生産術」(勝間和代)を読みました!
あまり魅かれないタイトルだったのですが(笑)、勝間さんの本なので、なにか参考になることがあるかな、と思ったのです。
読んでみると、以前読んだ本より、さらに具体的な道具、その使い方が書かれていました。
こんなに詳しく!と驚くほどです。
特に勝間さんの得意分野であるITに関するおすすめの使い方が、具体的に説明されていたのが印象的でした。
「今日の小さな行動から、明日が変わる」
勝間さんは、常にほんの少しの習慣の差が、数年単位、数十年単位では大きな違いになるため、実際に行動してこそ意味がある、とおっしゃっています。
本を読んで、印象に残ったことは以下の6つです。
①Give5乗の法則
自分から情報を出せば出すほど、不思議なほど周りの人が情報をくれるようになる。
これを「Give5乗の法則」(Give×Give×Give×Give×Give)と呼んでいます、という話がありました。
これには納得。
確かに情報を発信してくれる人には、何か返したいと思います。
情報を入手するだけでなく、有益な情報を惜しみなく発信する、ということを実践していきたいと思いました。
②グーグルのメールサービス「Gmail」
勝間さんが愛用しているITのツールがいろいろ紹介されており、その中でグーグルのメールサービス「Gmail」を使っているという話がありました。
私は今までMSのOutlook(Hotmail)を使っていたのですが、検索がうまくできない、スマホでの送信ができない(←設定の問題?(笑))など不便に思う点があり、この機会にGmailに変えてみました。
使ってみると・・・便利!
検索も送信もできて、ほかにも使いやすい機能があり、私にとっては、すごく使い勝手がよくなりました。
③頭と健康にいい食生活を心がけること。
勝間さんは経済評論家ということで、いろいろTVに出演されているから、美味しいもの=高カロリー食を毎日食べているんだろうと勝手に思っていました。
しかし、実際はすごく健康を気遣った食生活をされていて、驚きました。
具体的には、こんな感じ。
・加工度の高いものは食べない。自然に近いもの、野菜、果物、豆類、玄米、黒砂糖などを多く摂取する。
・白いもの(白米、白砂糖、白いパン)、動物性タンパク質(牛肉、マグロ、バターなど)は極力控える。
このような食生活を送る理由は、私たちの食べたものが私たちの体を作り、頭を作るのだから、食生活の良しあしが知的生産性にも響くため、とのこと。
先日、勝間さんがある番組に出演されていて、「健康であれば大概、幸せでいられる」とおっしゃっていました。
全くその通り!
まずは健康が第一、と思いました。
そこで、私もちょっと食べる物を考えるようになりました。
運動も増やしていきたいです。
④たくさんの情報から共通点を見つけ、自分に生かせる情報の本質を見出すこと。
これを勝間さんは「フレームワーク力」とおっしゃっています。
フレームワークの身近な例としては、新聞があります。
新聞は、一定の並び方の枠組みに従って紙面に編集されています。
このようにすることで、効率的に情報を手に入れることができます。
情報をフレームワークに当てはめるという考え方は、人に情報を伝えるときに有効だと思いました。
フレームワークには様々な種類があるようですが、具体的にどのような形式があるのか理解できていないので、意識していきたいと思いました。
⑤自分の価値を見いだせないものは捨てる。
「Not to do list」、すなわち、やってはいけないことリストを作って、捨てる技術を磨こう、という話がありました。
なんでもやろうとするのではなく、必要なことを絞り、やらないことを決める、ということも有効な方法だと学びました。
⑥本を読むこと。
勝間さんは月15万、本を買っているとのこと。びっくり!!!
本は、著者が何年も、何十年もかけて培った情報を数千円で交換させてくれるため、本ほど効率的で安価なものはない、とのことでした。
なるほど、と思える部分があり、私ももっと本を読もうと思い、実践しています。
勝間さんは、本はぱっぱっと読む、線引き、まとめ書きなどは時間がかかるのでしない、ということを推奨していました。
これを実践しようとしましたが、私には無理がありました(汗)。これは、勝間さんがフォトリーディングという速読法を身につけてらっしゃるからこそ、できることではと思います。
フォトリーディングという速読法は、興味をもったので、機会があればやってみたいです。
受講費が結構高いのですが、本当にものになるなら費用対効果は高いのでは、と思います。