栃木県宇都宮市のとちぎ健康の森で、「森フェス」が開催されました。とても楽しそうなイベントだったので、子供たちと一緒に行ってきました!
「森フェス」とは、どんなイベントなのか?どんなことが行なわれているのか?紹介しますね!
とちぎ健康の森の「森フェス」とは?
「森フェス」とは、社会福祉法人とちぎ健康福祉協会の主催のイベントで、毎年6月に行なわれています。我が家には、小学生と保育園児の子供がいるのですが、「森フェス」のチラシを2人とももらってきました。
チラシをみてみると、昔あそびコーナーやパンの販売、オーケストラコンサートなど、楽しそうなイベントがたくさんあります。子供たちに、「行ってみたい?」と聞いてみると、「行きたい!」との元気な返事。そこで、長男7歳、次男4歳、赤ちゃんの子供3人を連れて行ってきました。
とちぎ健康の森の外の様子
とちぎ健康の森は、とても広い施設です。外には森に囲まれた自然豊かなウォーキングコースがあり、テニスコート、ゲートボールコートもあります。小さな川が流れ、大きな丸池もあります。
テニスコートでは、ソフトテニスの体験会が行なわれていました。子供たちもたくさん参加していました。私は、テニスなど身体を動かすことが好きなので、我が家の子供たちが大きくなったら、是非一緒に参加したい!
このソフトテニス体験会は、事前申し込み制だそうです。当日参加も可能とのことでした。今回は、受付は午前10時~と午前11時~の2回。定員は15名とのことでした。開催年によって状況が異なると思いますので、前もって確認するといいですね。
スタンプラリーで、会場をくまなくチェックしよう!
とちぎ健康の森の建物に向かって歩いて行くと、「スタンプラリー」という旗が目にとまりました。スタンプラリーの用紙が配られていたのです。この用紙に記載された場所に行き、スタンプを集めると、抽選に参加できるようになっていました。
スタンプ大好きな子供たち。「やりたい!」と長男、次男がいいました。用紙を1人1枚ずついただき、スタンプラリーの開始です。
スタンプを押す場所を見てみると、屋外では「テニス、グランドゴルフ」、「自然教室」で2カ所、建物の1階では「昔遊びコーナー」で1カ所、2階は「授産施設製品販売」、「シルバー作品展」で2カ所、計5カ所のスタンプを集めることになっています。
まずは、外の2カ所のスタンプをゲット!そして、建物に向かいました。
タイムスケジュールを見ながら予定を立てよう!
入り口に入ると、パンフレットが配られていました。あわせて、なんとヤクルトが無料でもらえました!ヤクルト大好きな子供たち。笑顔で受け取ります。
入って右側は、ミニステージになっていて、ちょうどオーケストラの生演奏が聴けました。となりのトトロのテーマなど、よく知っている音楽で、子供たちも足を止めます。けれど、あまりに音が大きすぎたようで、「うるさいから、次に行こうよ-」と次男。子供にとって、生演奏は迫力がありすぎたかもしれません。生演奏だからこそ、いいのですけれどね。
このミニステージでは、時間ごとに出し物が決まっていました。スタンプラリーの用紙の後ろが、タイムスケジュール表になっていました。これをみるとスケジュールが立てやすくていいですね。
授産施設製品販売では、パンの販売が多かった!
ちょうどお昼の時間だったので、お昼を買うことにしました。2階の授産施設製品販売所へ向かいます。建物内には、エレベーターもあるので、ベビーカーに乗る赤ちゃんもスムーズに移動できました。
2階では、様々なお店が品物を売っていました。一番多かったのは、パンの販売です!我が家は、子供に食べたいパンを選んでもらい、メロンパン、チョコパン、ジャムパン、焼きそばパンを購入しました。
この授産施設製品販売所で、スタンプラリーのスタンプをゲット!次は、シルバー作品展のスタンプをとりに移動します。
シルバー作品展では、写真、絵、書道などの作品が勢揃い!
とちぎ健康の森の建物の2階は、シルバー大学校になっています。ここが、自由に入れるようになっており、保育園、学校、シルバーさんの作品展示場になっていました。
スタンプラリーのスタンプは、この作品展示場を通り過ぎた先に準備されていました。つまり、スタンプラリーに参加する人は、この作品展示場も必ず通る必要があります。スタンプラリーは、会場全体を見てもらうためのものなんだな・・・と感じました(笑)。
作品は、素敵なものばかりでした。けれど、写真展や絵画展に慣れない長男は、あまり興味が持てない様子でした。芸術の良さを感じるには、少し時間が必要なのかもしれないですね。
無事に作品展の最終場所にたどり着き、スタンプラリーの最終スタンプがゲットできました。ここに、飲食可の休憩エリアが用意されていました。会議室のようなお部屋です。イスとテーブルがあったので、使わせていただき、お昼にしました。子供連れの方が多かったので、安心して食事をすることができました。
昔遊びコーナーで子供が遊べる
お昼を食べたら、一階に降り、多目的フロアへ向かいました。ここでは、福祉機器の展示や相談コーナー、昔あそびコーナーがありました。
子供たちの狙いは、昔あそびコーナーです。ベーゴマ、飛行機、けん玉などの昔ながらのおもちゃで遊べるコーナーがありました。高齢の担当の方々が、一緒になって、やり方を教えてくれます。
長男は、まずはゲートボールのようなゴルフゲームに参加しました。3メートルくらい先に、穴が8カ所くらいあり、ボールをゲートボールクラブで打って、穴に入ればOKです。
長男は、クラブの持ち方からしてわからず、苦戦していましたが、担当の方に教えてもらって、無事に打つことが出来ました!次男も、順番でやらせていただきました。
次に、輪投げをやりました。これは、ルールは簡単。10個くらいの輪をもって、3メートル先の棒に向かって投げ、入ればあたりです。長男、次男ともにやらせていただきましたが、次男はちょっと近いところから投げさせていただきました。
そして、ちょっと重みのあるゴムボールを投げて、フラフープくらいの大きさの輪の中に投げ入れるゲームもありました。フラフープくらいの大きさの輪は、全部で9個あります。縦に3つ、横に3つずつ並んでいて、ボールを投げて、ビンゴのように3つそろって投げ入れられたらポイントを高くもらえます。
これが、意外に次男がうまかった!ボールの投げ方にコツがあって、あまり強く投げると勢いが強くて、フラフープの中にとまりません。少し弱めに投げるのがコツのようです。長男は5点ゲットできたのですが、なんと、次男も同じ5点をゲットできました。
そして、長男が「やりたい!」といったのが、割り箸鉄砲作りです。割り箸鉄砲とは、割り箸で作った鉄砲に輪ゴムをかけ、輪ゴムを的に当てる遊びです。このフロアには、手作りできるコーナーもあり、割り箸の鉄砲と的の完成品の展示をみて、やってみたい!と思ったようです。
高齢のおじいさんがついてくれて、作り方を教えてくれました。まずは、できたものを人に向かって打ってはいけないよという注意からしてくださいました。うんうん、この注意は大事ですよね。
そして、工作スタート!まずは、的から作り始めました。事前に折り紙が切ってあり、好きな色を選びます。そして、また同じく事前に切ってある段ボールに貼り付けました。組み立てて、的の出来上がりです。
続いて、割り箸の鉄砲作りです。ここで赤ちゃんがぐずり始めてしまい、私は作り方を見ることができませんでした・・・。けれど、おじいさんの指導の下、もくもくと作業を続け、ついに割り箸鉄砲が完成しました!上の写真が、そのできあがった割り箸鉄砲です。
出来上がったものをいただけると同時に、なんとお土産のおもちゃまでいただいてしまいました・・・!ありがとうございます!
森フェスは、子供から大人までが楽しめるおすすめのイベント!
森フェスに初めて参加して感じたのは、子供から大人までが楽しめるイベントだということです。
写真や絵といった芸術作品に触れることもできますし、外でテニスやグランドゴルフといったスポーツを体験することも出来ます。昔あそびコーナーでは、子供と大人が触れあいながら、遊びを楽しむことが出来ます。
他にも、私達は体験できませんでしたが、将棋体験、卓球、ツリークライミング、ウォーキング教室、骨密度測定・・・など、パンフレットにはイベントが盛りだくさんでした!
子供もたくさん参加していましたので、ご家族で参加されるととーーーっても楽しい時間が過ごせると思います。
是非、機会がありましたら、参加してみてくださいね!
とちぎ健康の森の公式HPは、こちらです。
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