チョコベリーの暮らしをちょっと豊かにするブログ

3児育児中のワーママです。ライフハック、子育てなど暮らしを豊かにするヒントや気づきを綴っています。

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手作り布ぞうりを作ってみた!不要になったバスタオルを活用し、「作る」を楽しむ小五長男の話

工作が大好きな小五長男。「これに参加してみたい!」という希望を受け、行ってきました。布ぞうりを作る講座!

 

なぜ、ぞうり?という疑問があったのですが、今しかできないことをするが私の今のテーマ。ぞうりを作る体験も、まさに今しかできないと思い、参加してきました。

 

参加して驚いたのは、参加者がほぼ高齢の女性!いや、考えてみれば当たり前かもしれませんが、そんな中でも作り上げた長男。一体どんなぞうりができたのか?そもそも、どうやって作るのか?紹介しますね。

  

 

布ぞうりを作る講座とは?

 

布ぞうりとは、バスタオルを使って作るぞうりのことです。ある日、長男が小学校から工作イベントのチラシをもってきました。やってみたいものに〇がついています。

 

平日は学校があるので、参加できるのは土、日曜日のもの。その曜日に該当するのが布ぞうりを作る講座でした。申し込みをしてみたところ、無事に当選!長男といってみることにしました。持ち物は、不要になったバスタオルと裁ちばさみ。

 

バスタオルを使って、どうやってぞうりを作るんだろう?

 

そんなことを思いつつ、講座に参加しました。

 

布ぞうり講座スタート!

 

会場に着くと、参加者は15名くらい。ほぼ高齢の女性!!ほかには高齢の男性1名、小学生は2名程度でした。

 

手芸的な工作はやっぱり女性に人気なんだなあ

 

講師の方が3名いて、教室を周りながら参加者に教えてくれました。それでは、順を追って見ていきましょう!

 

バスタオルをさく

まずは、持ってきた不要になったバスタオルを割きます。長い方向に折り曲げて、全部で12本にします。はさみで切り込みを入れてから割いていくのですが、バスタオルってこんなにびりびり破けるんだ!と新たな発見です。

 

ロープを網台にセットし、つま先から編み始める

布ぞうりを網台を使って編んでいるところ

布ぞうり用の網台があり、こちらにロープをセットします。4本のロープがある状態になるので、そこに破ったバスタオルを差し込んで、編み上げていきます。まさに手編みの編み物!

 

先生から「何年生?」と聞かれ、小学5年生だと答えると「だから上手なのねー」とお褒めの言葉をいただきました。先生によると、この講座は小学校でも招かれておこなっているそうですが、小学4年生だとまだ手先がうまく動かず、編み上げることが難しいそうなのです。小学5年生くらいになると、編むのが上手にできるとのことでした。

 

布を足しながら最後まで編む

布ぞうりを編み上げているところ

1本のバスタオルがなくなったら、次のバスタオルをつなぎ合わせて、引き続き編んでいきます。つなぎ合わせるときは縛るのではなく、ぎゅぎゅっと挟み込むのがポイント。布ぞうりは布と布を挟む力で作られているのだなと思いました。

 

編む様子は口頭で説明するだけでは理解が難しいので、ポイント部分で先生のところへ集まり、デモンストレーションを見させていただきました。実際に作業する様子を見ると、どこに気をつけたらよいかがわかり、とても進めやすかったです。

 

鼻緒をつける

布ぞうりの鼻緒をつけるところ

布ぞうりが編み上がったら、次は鼻緒つけです!講座が始まる前に、自分が好きな柄の鼻緒を選ぶことになっていました。長男が選んだのは、赤の鼻緒。なかなかかっこいい模様です。

 

鼻緒のひもを布ぞうりの間に差し込み、落ちないように編み込んでいきます。針や糸を使わず、へらのみで押し込んでできてしまうので、とても簡単だなと思いました。ただ、若干力が必要です汗。

完成!!

布ぞうりが完成

じゃじゃーん!

 

布ぞうりの完成です!白の布地に赤い鼻緒が映えて、なかなかかっこいいぞうりが完成しました!

 

我が家は無地のバスタオルをもっていったので、ぞうりの部分が白系の色になりました。他の参加者さんの中には、模様のあるバスタオル使って作っている方もいました。模様のあるバスタオルを使うと、思いもよらないデザインが編み上がっていってとーーーっても素敵!次回に参加するときは、是非模様のあるバスタオルを使ってみたいです。

 

最後は拍手で感謝をこめる!エコも学べる楽しい工作時間

 

講座の最後に、できあがった布ぞうりをもって全員の前に立ち、みんなで拍手をして幸せをぞうりにこめ、参加者さん1人1人に感想をいってもらう時間がありました。「みんなで拍手をして幸せをこめる」というのは、単純な儀式ですが、すごく素敵な時間になるし、ものに思いがこもる感じがしてとてもよかったです!

 

長男は人前にでて話をするのがすごく苦手です。でも、みなさんの拍手があったおかげか、ちゃんと感想をいうこともできました。「すごく楽しかった!」といっていたので、参加してよかったです。

 

布ぞうりは、自宅に帰ってから早速長男が履いてみました。意外としっかりしていて、ちゃんと履くことができました。次男、長女も「履きたい-!」といって順番に試着。ちょっと大きめですが、履くのを楽しんでいました。

 

しっかりと縫い合わせたわけではなく、布を挟み込んでいるぞうりなので、実際に履くのではなく、鑑賞を楽しむぞうりかなと思います。バスタオルを使って、こんなにしっかりしたぞうりができることに驚きでした!長男もすごく楽しんでいたので、またこうした工作イベントに参加したいと思います。

 

近くに工作イベントがありましたら、是非参加してみてくださいね。きっと新しい発見がありますよ!

 

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