今まで5年間お世話になった勝間塾を卒業しました。
勝間塾とは、経済評論家、勝間和代さんが主催されているオンラインコミュニティ。多くの学びがありました。
どうして入会しようと思ったのか?
5年間で一体何を学んだのか?
どうして卒業しようと思ったのか?
自分自身のまとめと、これからオンラインサロンに入ることを検討される方のお役に立てばと紹介します。
勝間塾に入った理由
勝間塾とは、経済評論家、勝間和代さんが運営しているオンラインコミュニティです。
5年前、私は育休中で、なかなか寝ない次男をあやしながら、保育園に通う長男のお世話をしていました。泣き続けた次男がようやく寝たと思っても、布団に置くと起きてしまうので、ずっと抱っこ。そして何もできぬまま時間が過ぎていきます。食事の支度も時間がかかります。作ってもなかなか食べてくれない長男。職場復帰をすれば、2児の育児、家事、そしてお仕事とさらに忙しい生活になります。
子供だから仕方ない。そうわかっていても、何かをしたい、学びたい、家事の負担を減らしたい!
そういう思いでオンラインコミュニティに入りました。
もっと学びたいし、家事の負担を減らしたくて入会!
勝間塾ってどんなところ?
オンラインコミュニティに入ってみると、そこには今までにないような世界が広がっていました!通常では出会えないような方々がたくさんいらっしゃったのです。
毎日、勝間さんから週替わりのテーマでメールが届きます。まず、そのテーマが健康、習慣、睡眠といった身近なことから、投資、経済学、心理学といった学びの深いものまで幅広い!
自分の考えをコミュニティに投稿することで、自分の考えも深まります。また、投稿者の中には、とても文章が上手な方、知識が豊富な方もいらっしゃり、そうした方々の投稿を読むのもとても楽しい時間でした。
課題とは関係なく、悩みを投稿することもあります。心理的安全性が保たれた場だったので、その悩みに対する親身なアドバイスもありがたいものでした。
コミュニティに参加している方自身がイベントを開催し、自由に参加できるようになっています。ブログ、読書、コーチング、美容、7つの習慣、ドルコスト平均法の投資・・・。新しい学びがあり、参加者同士でつながることもできました。
月に1回、月例会といって勝間さんのリアル講義を聞くことができます。毎月テーマが異なり、Zoomでリアル視聴したり、後からアーカイブを見ることもできました。質疑応答では直接質問できるのですが、勝間さんの回答はいつもぶれがなく、率直な回答がすごいなあと感じていました。
勝間さんの学びのテーマや、さまざまな方とのつながりが面白い!
勝間塾に入ってよかったこととは?
この5年間を振り返って、よかったことは何なのか?振り返ってみました。4つ紹介します。
読書習慣が身に付いた
1番良かったのは、耳読の方法を知ることができたこと。ワイヤレス片耳イヤホンを購入し、タブレットと常時繋げることで、育児中でも自由に本が読めるようになりました。
最初に使ったのはオーディオブック。家事をしながら本を読むことができて、本当に感動でした!初めて読んだ本の紹介はこちら。
今はKindle本を購入し、タブレットの音声読み上げ機能を使って本を読んでいます。すごく便利です!Kindle読み上げの方法はこちら。
また、本を購入することに以前より躊躇がなくなりました。勝間さんは、本を題材にしてブックレビューをサポートメールで発信されることがあります。人のレビューはその人が本を読んで感じたことであり、自分が感じる部分とは異なると聞いたことから、ブックレビューであっても基本的にはその課題となった本を必ず購入するようになりました。
本代がもったいない・・・。今まではそう思っていたのですが、今では必要な投資と考えることができるようになりました。数千円の投資で人生が大きくよりよく変わることがあると知ったからです。もちろん、はずれもありますが、月の収入の一部を将来への投資と思って購入できるようになったことは、とてもよかったと思っています。
通常では出会えないような方々と出会うことができた
オンラインコミュニティはネット上の場なので、多種多様な方々がいます。会社員の方、独立されている方、専業主婦の方、海外に住んでいる方・・・。普通に暮らしているだけでは出会えなかったような方々と出会うことができました。
六次の隔たりという言葉があります。友達の友達・・・とつなげていくと、世界中の人とつながることができる、自分が会いたい方にもつながることができるという社会的ネットワークの考え方です。
今までは、会社と保育園の往復だけで、出会う人たちが限られていました。しかし、実際には様々な方々がいて、つながりのつながりと広げていくことができるのだと理解することができました。自分が知らなかった働き方や考え方を知ることができて、とてもよかったです。
文章が書けるようになった
コミュニティには自由に投稿できるので、私はできるだけ毎日投稿していました。せっかくコミュニティに入っているのだからという思いと、文章力を少しでも向上させたいと思ったからです。
そのおかげで、こうしてブログも書けるようになりました。キャッチボールは投げないとうまくならないように、書くことも書かないとうまくはなりません。こうして少しでも書くということを積み重ねたことで、ちょっとでも文章を書くことができるようになったのは、コミュニティにいたことによる成果だなと感じています。
睡眠、栄養、運動という基本的なことから、行動経済学、男女平等といった専門的なことまで知ることができた
睡眠、栄養、運動、どれも大事ですよね。でも、実際に睡眠7時間以上とったり、砂糖を減らしたり、運動に力を入れている方はあまり多くないように思います。
勝間さんは、この基本的な要素をとても重要視されていて、これらがまずきちんと整っていないとさらなる発展はないと考えられています。そのため、私もできるだけ睡眠をとる生活を心がけるようになり、砂糖を控えるようになり(できるだけね)、お昼休みに走ったりするようになりました。
また、保有しているものがもったいなくて捨てられなくなるサンクコストバイアスや、値下げ表示のアンカリングといった行動経済学を学んだことで、日常生活の中でこうした事象に出会うと、あー私は今この状況にあるなと客観的に気づくことができるようになりました。
そして、日本は女性活躍が広がってきていますが、世界的に見るとまだまだ遅れている国なのだと知ることができました。各国の男女格差を測るジェンダーギャップ指数は、156か国中120位(2021年)。企業や政治の場で活躍する日本女性は少数です。育児や家事の負担が女性に大きくのし掛かっていることも要因の1つだと理解でき、変えていきたいと思うようになりました。
こうした学びが日々の行動に生かされていることは、学んでよかったなと感じています。
勝間塾を卒業しようと思った理由
では、これだけ学びがあった勝間塾を、どうして卒業しようと思ったのか?これだけ学びがあったので、理由もシンプルに1つというわけではなく、様々な事象が起こった結果になります。その中で2つ、自分の振り返りもかねて記録しておこうと思います。
今しかない子供との時間を優先したいと思った
育休中に入会してから5年が経ち、赤ちゃんだった次男も小学1年生になりました。長男は小学4年生です。
そして、ふと、長男の字があまり綺麗でないということに気がつきます。
勝間塾は、起業したいという方も多く、時間キャッシュリッチになろうという考えが勧められています。そうした考えに何度も触れるうちに、私自身も何かできるのではないかと考えるようになり、ブログを立ち上げたり、復業について考えたり、不動産投資に興味をもったりするようになりました。
長女が生まれてからの育休中は、毎日ブログ更新を目標に定め、ブログ更新やコミュ投稿をしてから家事をするというルーティンになりました。当時、夏休みに入った長男の相手もそこそこに、「ちょっと待ってて!」といって、まずは決めたことをやってから子供と向き合う日々になっていました。
こうした優先順位の誤りが、長男の字とあまり上手に書けていないこととつながったように思ったのです。
そもそも勝間塾に入った理由は何だった?
もともとは、もっと学びたい、家事の負担を減らしたいという気持ちから入塾していました。起業したり、子供を置いてまで何かを達成するということが目標だったわけではないのです。
また、長男が小学4年生になり、思春期に入るのももうすぐ!?と気づきます。今はお母さん、お母さんと笑顔で話しかけてくれていますが、そのうちそっけなくなってしまうかもしれません。
一緒にどこかへ出かけたり、遊んだり、学んだりする時間は、あと少ししかないのかもしれない・・・!
コミュニティに参加していると、つい有益な情報はないかと探してしまいますし、魅力的なイベントがあると参加したくなります。けれど、今自分にとって大切な時間はなんだろう?と思ったとき、子供と過ごす時間だと感じました。
そう思って、もっと子供と過ごす時間の優先順位をあげるための環境を整えてみようと思ったのでした。
悩み事をどんどん深みにはめてしまった
もう一つ、自分にとってよくなかったなと反省することがあります。それは、自分の悩みを投稿することによって、悩みをどんどん深めてしまったことです。
当時、すごく不安に感じていることがあり、コミュニティに投稿しました。心理的安全性が保たれているからこそ相談し、親身にアドバイスいただきとてもありがたいことでした。しかし、結果として、そのアドバイスは自分の悩みをさらに深めることになりました。
アドバイスをしてくださった方は、間違ったことをしてはいないのです。私自身が、誤った形でアドバイスを受け止めてしまったなと感じています。
このことから、相談に対する回答は、その人自身の経験や考えからきているものであり、自分に必ずしも当てはまらないという当たり前のことに改めて気づかされました。特に、専門家とされる方からいただいたアドバイスは、深く信じ込んでしまう傾向があると思ったので、それは本当かな?と一度疑って考えてみたり、思い込みを深めないようにする必要があると学びました。
自分が大切にしていることを大事にしよう!
今は、様々なオンラインコミュニティが広がっています。コロナ感染症の広がりで人と人とが会う機会がなくなったこともあり、さらにつながりの場が求められていると思います。こうした状況の中、オンラインコミュニティは人とつながることができる素晴らしい環境だと感じています。
ただ、時間が流れていくと共に、人の環境も変わっていきます。赤ちゃんだった次男が小学1年生になったように、人は成長していきます。その成長と共に、その状況にあった環境が求められていくのだと思います。
私の場合は、5年前は学びの場を求めていて、コミュニティに入ったことで多くの新しいことを知ることができました。そして今は、今しかない家族と過ごす時間に優先順位を高く持ちたいと思うようになりました。その気持ちとあったオンラインコミュニティに身を置くことが、自分にとって心地よいと感じます。
もちろん、時間が経つにつれて、また環境は変わっていきます。子供が成長して成人したら、自分時間が増えることになります。そうなったとき、また学びたいと思って勝間塾に戻るかもしれませんし、また別の新しいコミュニティに参加しているかもしれません。
引き続きサポートメールは購読しているので、学びを楽しんでいきたいと思います。そして今の自分に合ったコミュニティに属しながら、出会いや気づきを発信していきたいです。
みなさんの大切にしていることは何でしょうか?自分が大事にしていることにフォーカスしたコミュニティに身を置いて、ますます充実した人生にしていきたいですね!