あなたは、何か解決したい問題がありますか?
問題を解決するにはどうしたらよいのか。
ぐるぐると1人で考え込んでしまうこともありますよね。
先日、経済評論家、勝間和代さんの講演会に参加してきました。
テーマは、「なぜ、あなたの問題解決法は非効率的なのか?」。
この講演を聞いたことで、どうやって問題を解決したらよいのかというヒントをたくさんいただくことができました。
きっと多くの方の問題解決に役立つのでは・・・?
そう感じたので、シェアしたいと思います。
あなたの問題解決に、少しでもお役に立てば嬉しいです!
経済評論家、勝間和代さんとは?
勝間和代さんは、経済評論家として活躍されています。
当時、最年少の19歳で会計士補の資格を取得。大学在学中から監査法人に勤務されています。
そして、現在までに多数の本を出版!
有名な本の1つは、「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」。
この本を読んで、実際に年収10倍アップを達成された方もいらっしゃいますね。
私の感想はこちら!
私のおすすめは、「効率が10倍アップする新・知的生産術」です。
ちょっと古いですが、今でも役立つことがたくさんあると思います。
どちらも手に取ると学びがある本!
勝間さんの公式HPはこちらです。
問題の事例とその解決方法
講演会では、実際に解決できない問題が寄せられて、それに対して勝間さんが回答する形で進んでいきました。
私が印象に残った問題と、その解決法を紹介しますね。
不動産投資に踏み切れません
勝間さんの回答は、「踏み出せなくて当たり前」
「不動産投資に踏み切れません」という問題の勝間さんの回答は、「踏み出せなくて当たり前」でした。
不動産関係の仕事をしていないと、情報は入ってきません。ネットに載っている情報は、不動産屋さんも購入しなかった売れ残りだそうです。
不動産投資で成功するためには、人と共同参加するか、儲かっていて利他の心のある人にサポートしてもらうのがよいと思う、とのこと。
また、もしもやるならば、最初は失敗する前提で行なったほうがいいとのことでした。なくなっても構わないというのであれば、止めません。5回やって1回成功する感覚をもっていたほうがいい。 実際にやってみないと学びがないので、失敗しながら学ぶしかないとのこと。
勝間さんとしては、不動産投資信託(REIT)ではいけないのか?というお話しがありました。4%は利益がでるということです。そして、不動産に比べて流動性もあります。
印象的だったのは、不動産投資は、参入障壁が低いということ。例えば、外科医であれば資格がないとできませんが、不動産投資は資格不要なので、だれでもできます。
そして、中には成功した人がいて、書籍などを出しているので、それを読むとみんななんとなく自分にもできるのではないかと思ってしまうそうです。その人がどうして成功できたのかということも考えてみるとよいとのことでした。
私が感じたこと。失敗しながら学ぶに共感。起業も同じではないか?
それを聞いて私が感じたのは、起業も同じではないかということです。
起業も資格は必要ありませんし、中には成功した人もいます。そして、成功した人の本を読んだり、成功した人の環境にいると、自分にもできるような気がしてきます。そして、実際に行動することでうまくいく人もいるんですよね。
起業と不動産投資で違うのは、初期投資の大きさではないかと思いました。自分がどれだけリスクをとれるのかを考え、回避できることは回避する環境を整えて、踏み切ることが大事なのだろうと思います。
そして、起業と同じで、不動産投資もやっぱりやってみないとわからないのだと思いました。身銭を切らないと、本当の理解はないのですよね。
でも、不動産投資は最初の金額が本当に大きい・・・!ほかにも、経年劣化、空室リスクなど様々なリスクがあります。これらのリスクとどうとらえるかがポイントのように思いました。
自分がどこまでリスクをとれるか考えることが大事!
体重が減りません
一番多かった問題が、この体重が減らない問題だったそうです笑。多くのみなさんが、体重を気にされていますね。
勝間さんは、「問題設定が大間違い」とおっしゃいます。
平均的な食事、平均的な運動、平均的な仕事量では、太るのが当たり前なのだそうです。
体重やカロリーを気にして、カロリー制限するのが一番よくないとのことでした。理由は、リバウンドしてしまうため。
身体が、ホルモン的にそのカロリーでは生きていけないと危機感を感じ、さっさと食べろと指令が出てきて、結局もとの食生活に戻ってしまうのです。
それよりも、加工食品ではなく、栄養価の高いちゃんとした食事をきちんととるようにすることが大事だとのことでした。
実際に、勝間さんは、すごく健康的な食生活を送られています。白い食べ物、白米や砂糖は極力とらず、茶色い食べ物=玄米やそば、良質なタンパク質=お肉や魚、蒸した野菜などを積極的にとっていらっしゃいました。
重要なのは、体重ではなく、内臓脂肪、体脂肪、ウエストサイズ、筋肉量をまめに測ることとのことでした。つまり、体重計ではなく、体組成計を使うべきとのこと。
このお話しには、すごく納得しました!
私たちは、食べたものでできています。だから、まずは口に入れるものを栄養あるタンパク質、野菜に変えた方がいいですね。そして、体重を気にするのではなく、内臓脂肪や体脂肪に目を向けてみたいと思いました。
食生活を改めて、体組成計で身体を管理しよう!
スラックがもてません
収納で考えてみると、収納の仕方を考えるより、ものを減らしたほうが早いことがあります。
仕事もこれと同じで、やることを減らしたほうが早いそうです。
勝間さん自身も、会社員だったころ、できるだけ仕事を減らすように努めてきたそうです。そうして努力した結果、やらなければならないと思っていた業務が、実は不要だったり、別の方法で代価可能だったりしたというお話しがありました。
今ある業務が本当に必要なのか?
仕事そのものを見直してみるのがいいのかもしれませんね。
着手は早く、解決は気長に!時にまかせることも考えよう
勝間さんは、どんな問題や質問に対しても、ご自身の考えをさっと返していました。
す、すごい・・・!
感嘆するとともに、とても面白かったです。
問題解決のポイントは、「着手は早く、解決は気長に」。
問題を放置していても、よくはなりません。だから、まずは着手する。
そして、方向性をある程度定めたら、あとは放っておくのがいいそうです。
なぜなら、時が解決してくれることもあるから。
人間は、問題を放っておくことができない体質があるそうです。
だから、ついつい、何か解決のための行動をしてしまいたくなってしまうんですよね。
でも、過剰に反応せず、できることをやったら、時が解決してくれることを待つのがよいのだなと思えました。
問題は、みな抱えているもの。できるだけ早く着手して、解決に向けて環境を整えていきたいですね。
あなたの問題解決の、お役に立てば嬉しいです!