コーヒーは、お好きですか?
美味しいコーヒーサービスがあります。
それが、ネスレ日本さんのネスカフェアンバサダー。
どうやってこのサービスが生まれたのか。
それを知ることのできる面白い記事がありました。
これを知れば、新しいアイデアを生みだせること間違いなし!
さあ、どんなことか、みてみましょう!
きっかけは、会社の給湯室
会社の給湯室で、コーヒーを入れている男性がいました。
何をしているんだろう?と思ったら、どこかでみたことのあるコーヒーメーカー。
・・・あ!
ネスカフェアンバサダーだ!
ネスカフェアンバサダーは、職場にコーヒーマシンをタダで提供してくれます。
そして、コーヒーを注文することで、美味しいコーヒーが飲めるというサービスです。
公式HP:
職場の給湯室には、会社のコーヒーサーバーがあり、タダでコーヒーが飲める環境が備わっています。
それでも、その男性は、自分でネスカフェアンバサダーを契約し、自分が好きなコーヒーを淹れているようでした。
本格的なコーヒーを、簡単に飲みたい。
そんな思いを持った人に、ぴったりのサービスなのですね。
これが、ネスカフェアンバサダーを始めて知ったきっかけでした。
新聞に、数々のアイデアを出した方が!
それから数年後のとある日、新聞にネスレ日本の社長兼CEOでいらっしゃる高岡浩三さんのインタビュー記事が載っていました。
ここに、ネスカフェアンバサダーやキットカットのアイデアを思いついたのも、この方だという説明がありました。
キットカットのアイデアとは、受験生応援キャンペーンのこと。
「きっと勝つ」という語呂合わせで、受験シーズンにキットカットを送るという企画です。
これも、よく知っています!
今の時期、スーパーのチョコレートコーナーをみると、キットカットの「きっと勝つ」に合わせたパッケージチョコをよく見かけます。
周囲に受験生がいれば、つい、応援したくなって買っちゃいますよね。
この企画、CMなしで浸透したそうですよ。
しかも、もう20年も続いているとか。
いやー、すごい!
いろんなアイデアを引き出す、スゴイ方!
そのアイデア、どこからきたの?
ネスカフェアンバサダーや、キットカット・・・。
「なぜ、次々にアイデアがわくのか?」という質問に、高岡さんが答えてくださっています。
「思い当たるのは、ネスレのなかのダイバーシティー(多様性)です。」
日本をまったく知らない外国人と接し、日本の「当たり前」や「常識」に向き合わざるを得なかった。
それ以来、新しい発想やビジネスの種を考えることがくせになった。
例えば、スイス本社とのやりとりでは、こんな質問が投げかけられたそうです。
「どうして日本には400社以上もスーパーがあるんだ?」
「どうして入社の時期は年1回なんだ?」
そんなこと、日本人だったら、深く考えないですよね。
でも、他の地域に住んでいる人から見ると、おかしなことなのです。
こうした違いって、同じ人たちに囲まれている環境では、なかなか気づけないことだよなあと思いました。
広く、様々な人を受け入れることによる効果を実感
今、多様性が重要ということをよく聞きます。
男性だけでなく、女性、障害を持った方、外国の方、様々な背景、性別を持った方が集まった方か、よい効果を生み出されるっていいますよね。
でも、多様な人を集めると、それぞれの意見を聞くのが結構大変です。
それぞれに合わせて、環境を整えるのも、膨大なエネルギーが必要だったりします。
だから、後回しにしがちではないでしょうか。
しかーし。
多様性があると、ネスレ日本のネスカフェアンバサダーのように、ヒット商品につながる考え方が身につくのだなと実感しました。
やっぱり、多様性があることは、よりよい成果につながるのだと感じたのです。
多様性って、やっぱり重要!
まとめ
・ダイバーシティー(多様性)があると、様々な視点をもつことができる!
・同質なものを求めがちだけど、異質なものも受け入れる気持ちをもとう!
誰もが、ちょっと違う環境の人を避けたいと思いがちですよね・・・。
それでも、歩み寄って、話をきけば、新しい道が開けてくる。
そう実感した記事でした!