チョコベリーの暮らしをちょっと豊かにするブログ

3児育児中のワーママです。ライフハック、子育てなど暮らしを豊かにするヒントや気づきを綴っています。

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可愛い子供には旅をさせよ。長男、次男と電車旅をした理由

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先日、10歳長男と7歳次男を連れて、バスと電車の旅をしました。お泊まりの一泊旅行です。

 

といっても、場所は実家。それでも、子供と私だけで泊まるのは出産の里帰り以降初めてで、新鮮な体験でした。

 

今まで実家に帰る場合は、夫と3歳長女も含めて、5人で車で帰省していました。しかし、今回は夫と長女は自宅で待機。なぜこのようにしたのかには理由があります。

 

子どもと一緒に旅をすることについて考えてみたので、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

長男、次男と出かけようと思った理由

 

片付けコンサルタントの香村薫さんという方が、片付けや家事の本を出されています。香村さんは、今までトヨタグループに勤めていた経験を生かし、トヨタの仕組みを家にも導入し、すっきりした生活を実現。夫婦ともにミニマリストで、3児のお子さんを育てています。

 

 

こうした本を読んで、片付けの視点が面白いなーと感じていました。そんなある日、Voicyでも配信を始められて、聞き始めました。主に片付けのお話しなのですが、時折りご自身のお子様のお話もあります。そして、「可愛い子には旅をさせよ」という配信があったのです。

voicy.jp

この配信では、小学校6年生の長男に、香村さんのご実家まで一人で帰省する旅を、春休みを利用して実行したということをお話ししていました。ただ電車1本乗り継ぎすればいいというものではなく、複数の電車を乗り換える必要があり、かつほぼ親のサポート無し。アドバイスはするけれど、自分で調べようというスタンスです。

 

私から見ると、かなりスパルタだなあという印象。そこまで1人でさせなくてもいいのではと感じました。でも、自立心を育てたり、達成感に通じるということに、旅はすごく役に立つと思います。立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明さんも、「人、本、旅」が大切だとおっしゃっています。

 

長男にも旅を経験させたいな

 

コロナ禍に入り、遠出はほとんどできていません。さらに人見知り傾向のある長男は、一人でどこかへ行くという経験がほぼなし。学童に行っているので、帰宅後友達の家に行き来するという経験もありません。

 

バスも電車も大きくなれば一人で乗れるようにはなるでしょう。でも、もう少し、人見知りを克服し、広く外を見られるようになってほしい。そう思って、まずは私も一緒にバスや電車に乗り、実家に帰省するということを思いつきました。

 

3歳長女が一緒にいると、乗り換えがかなり大変です。そこで、今回は夫と留守番してもらうことにしました。

 

子どもとの電車旅での気づき

 

早速母に連絡をとり、都合のあう日程を決定。当日、夫に3歳長女をお願いし、長男、次男と出発をしました。長男、次男と私だけの1泊旅行。実際におこなってみて、感じたことがあります。

バス、電車に乗ることで、新しい経験ができた

普段は乗ることのないバスや電車。バスは乗車券を先に取って、降りるときにお金を払う。電車は切符を買って、自動改札口に通して乗る。乗り物の乗り方を教えることができました。

 

そして、乗り物から眺める景色が格別!バスは「目線が高くなるね」、「ふわんってなることがあるね」と目から見えるものや体感を楽しみました。電車には、飲み物とおにぎりを持って乗車。景色よりもiPadで見るYouTube・・・となってしまいましたが汗、電車も楽しむことができました。

小学生になると移動が格段に楽になる

小学生になった長男と次男だけを連れた旅になったので、移動が自由!3歳さんがいると、どうしてもいうことを聞いてくれない場面がでてきたり、抱っこして移動しなければならないことがでてきます。

 

でも、小学生であれば、基本的に自分のことは自分でできます。移動も走れるし、荷物も持てる。移動が格段に楽になります。

お泊まり体験ができて、次につながる

家族5人で実家や旅行先に泊まることはありましたが、子ども2人と私で泊まるのは初めて。持っていくものを事前に準備させたり、泊まる先でも洗い物をわけたり、たたむようにさせました。

 

こうした自分で準備して泊まるという体験も、次のお泊まり体験につながると感じました。もちろん、普段から子どもにさせているというご家庭もあると思いますし、大きくなればできるというご意見もあると思います。ただ我が家の場合は、自分自身で自分のことをやるという体験が普段から少ないように感じていたので、自分で準備して宿泊するという体験は自立につながるなと感じました。

 

帰りは3歳長女と夫と合流

 

宿泊する夜、夫に様子を聞くために電話をすると、3歳長女はご立腹とのこと。「どうして私を連れて行かなかったのか」といっているというのです。

 

ええ!?

 

普段から、長女は「お父さんとお風呂入るー」というほど、お父さんと仲良しです。だから、ちょっとぐずったとしても、まあなんとかなるのではと思っていました。

 

しかし、実際は、1人遊びを20分ほどすると、すぐに「〇〇(長男)は?△△(次男)は?」と夫に聞いてきて、遊びにも集中できない様子。それなら、うちにきたら?と実家の母がいってくれたので、次の日は夫と3歳長女が車で実家に来ることになりました。

 

帰宅の電車の旅をさせようと思っていたのだけど・・・

 

そんな思いもよぎりましたが、さすがに夫も長女に責められて辛いだろうし、長女自身もさみしいと思ったので、来てもらうことにしました。

 

次の日は夫と長女が車で到着!本当に嬉しそうな長女の笑顔。みんなでお弁当をもってお花見に行き、楽しい時間を過ごすことができました。

 

このことから、長女だけを置いて出かけることは難しい・・・ということが学べました汗。ご家庭によっては、上の子だけ、または下の子だけを連れて旅行するということがあるようですが、我が家ではちょっと難しそうだなーと感じた次第です。次からは、長女も連れてお出かけだな!と、それはそれで楽しみにしています。

 

子どもとの旅で思い出を作り、次の成長につなげよう

 

今回の旅は、春休みに実行しました。ちょうど学年が変わるタイミング。旅は思い出になりますし、外の世界は様々な刺激を得ることができます。

 

なかなか外に出ることがはばかられる時代ですが、密にならないように気をつけながら行動しました。

 

我が家も、長男が小学校6年生になったら、1人で実家にお泊まりできたらいいかな・・・と考えています。今回は、その練習旅でもありました。

 

いつかは家を出て行く子供たち。一緒にいられるのは今だけですが、その間にできることも今だけです。子どもだけと出かけたことは、私にとって一生の思い出になると思います。

 

子どもの自立を兼ねた旅、是非おこなってみてくださいね。

 

 

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