チョコベリーの暮らしをちょっと豊かにするブログ

3児育児中のワーママです。ライフハック、子育てなど暮らしを豊かにするヒントや気づきを綴っています。

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むし歯予防におすすめ本3冊!読んでよかった100歳まで歯を残す方法とは?

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しっかり歯磨きしているし、定期検診にもいっているのに、むし歯になってしまった・・・。

そんな経験はありませんか?

 

丁寧に歯をケアしているつもりなのに、むし歯が見つかってしまったら、とてもショックですよね・・・。

 

むし歯にならないようにするには、いったいどうしたらよいんだろう。

そう思って、いろいろ調べたところ、とてもわかりやすい本に出会いました。

 

読んでみると、むし歯の仕組み、予防するにはどうしたらよいかなど、知っておくと役立つ情報がたくさん載っていました。

むし歯だけでなく、食いしばりやインプラントのメリット・デメリット、良い歯科医院の選び方などについても書かれています。

 

これは、多くの人に知ってもらいたい!

 

そう思ったので、紹介します。 

 

歯磨きをしていても、むし歯になるのはなぜだろう?

100歳まで歯を残す正しい歯磨き方法とは?

つい日常的に食いしばりしてしまうのだけど、どうしたらいい?

 

そんな疑問をお持ちの方!是非手に取ってみてください。

  

 

歯に関するおすすめの本をご紹介!

 

どうしてむし歯になるのかがわかれば、事前にいろいろ対策することができます。

歯に関して、知ってよかった!という情報がいっぱい載っている本を3冊紹介しますね。  

 

「歯はみがいてはいけない」

 

歯の磨き方について、目から鱗の驚きの情報がいっぱいでした。

 

まず、唾液には、柔らかくなった歯を元に戻す力があるそうです。

糖質を含んだ飲食をすると、口の中は酸性に傾き、歯の表面のカルシウムやリンが溶け出し、歯が少し柔らかくなります。これを、脱灰と言います。

 

これが、唾液の力を借りて、30-60分かけて元の硬さに戻っていくそうです。これを再石灰化といいます。

 

そのため、食後すぐに歯ブラシをしないほうがよいし、歯ブラシよりもデンタルフロスが大事と筆者はいいます。

 

歯磨きの本来の目的は、食べかすを取ることではなく、歯垢をとること。これを、プラークコントロールといいます。

 

むし歯になってしまうのは磨き方が足りないのではなく、磨くもの、磨くところ、磨く道具、磨く時間が間違っているそうです。磨くものは食べかすではなく歯垢歯垢とは、細菌の塊磨くところは歯と歯の間が最重要とのこと。

 

あー、これは意識したい!と思いました。他にも、起きたらすぐに歯磨き、歯磨き剤はつけない、歯ブラシは1ヵ月以内に新しいものに交換するなど、今まで知らなかった歯のケア方法がたくさん書かれています。

 

歯を磨くとは、どういうことなのか。新たな知識を教えてくれる本です。

 

「歯みがきしてるのにむし歯になるのはナゼ?」

 

子供にもわかりやすく、なぜ歯磨きしてるのにむし歯になるのかが書いてあります。

へー、そうだったのか!と、気づきがたくさん!

 

登場人物は小学生のソウタくんと、歯科衛生士さん。会話形式で話が進むので、とても読みやすいです。

 

だらだら食べるのがよくない。そう聞いたことがある方は、多いと思います。でも、どうしてだらだら食べるのがよくないのでしょうか?

 

その理由は、先ほどの本「歯はみがいてはいけない」にもあったように、歯は、口に何かを入れる度に、「脱灰」と「再石灰化」を繰り返しているからです。

 

1日中、口に何かを入れていると、次々に酸が作られて、どんどんと歯が溶け続けてしまいます。せっかく、歯は「再石灰化」で元に戻る力があるのに、戻る力を発揮できないまま、溶け続けてしまうのです・・・!こうした内容を、図を用いてわかりやすく説明してくれます。

 

他にも、寝る前におやつを食べることも良くないことや、フッ素入りの歯磨き粉で磨いたらうがいは軽めがよいこと、磨く場所に合わせて歯ブラシ以外の道具を使い分けることなどが紹介されています。

 

我が家では、寝る前に子供に読み聞かせていますが、子供たちもふむふむと聞いています。対象年齢は小学生くらいかなと思いますが、是非子供に読ませたい本です。

  

「100歳まで自分の歯を残す4つの方法」

 

100歳まで自分の歯を残すための具体的な4つの方法が紹介されています。これは知ってよかった!と思うことばかり。他にも、歯に関して詳しい情報がたくさん載せられています。

 

特に印象深いのは、歯を1本失ったらドミノ倒しが始まっていくいうこと。これ、まさに・・・!私も、小学校の頃に1本抜歯しています(理由は忘却)。特に困ることはなく、先生から指摘もなかったので、そのままにしていました。

 

抜歯から20年たった今、なんと、その隣の歯が根面う蝕という歯茎からなるむし歯になっていたことがわかりました。理由は、抜歯によって隣に歯がないことから、傾いてしまい、プラークがたまってしまったようなのです。

 

別の歯科医の先生から、歯を抜いた後は放置せず、インプラントなど歯を入れた方がよいと聞きました。し、知らなかった・・・!別に、放置しているという意識はなかったので、びっくりです。

 

20年前は、インプラントという方法もなかったかと思うので、仕方ありません・・・。今後、もしも抜歯するようなことになってしまったら、必ず別のケアをいれることをおすすめします。

 

また、持続的に歯を接触させてしまう方(=食いしばりが強い方)を、TCHというそうです。最近では、このTCHでむし歯になってしまうことがわかってきており、この対策についても詳しく書かれています。

 

他にも、できるだけ砂糖を控えたほうがよいこと、歯科医院の選び方、インプラントについても書かれていて、学びの多い本でした。

 

さらに、付録として歯の磨き方ポスターがついているんです。これが、すごくわかりやすい!我が家では、洗面所に貼り付けています。磨くときのポイントは、歯と歯の間、歯と歯茎の間を、ブラシを振動させてプラークをとるということ。この磨き方、小さい頃に知りたかった!と心から思います。

 

そして、挿絵は絵本作家のヨシタケシンスケさん!とっても可愛いです-!

 

むし歯予防について、本から学ぼう!

 

私が小さい頃、両親が歯磨きを教えてくれました。けれど、だらだら食べないほうがよいこと、正しい歯磨きの仕方などはあまり教えてもらえなかったように思います。

 

今回紹介した本には、こうしたことがしっかり説明されています。小さいうちから知っていれば、むし歯になることはなかったのではないかなと思います。

 

歯は、一生使い続けるとても大切なものです。正しい歯磨きの仕方はどういうものなのか、どういう仕組みでむし歯になるのかについて知っておくことは、人生をよりよく生きることにつながります。

 

もし、小さなお子さんがいらっしゃる場合は、是非小さい頃から読み聞かせたり、教えてあげてほしいです。そして、今後の自分自身のためにも、役立ててほしいなと思います。

 

歯を失ってしまったら、もう元には戻りません。入れ歯や差し歯、インプラントなど、様々な代替方法がありますが、やっぱり自然の歯が1番!なぜなら、美味しい味覚を感じたりできるのは、自然な歯だからです。

 

ちょっと知っているだけで、歯に対するケアが変わり、ずっと自分の歯で食べていくことにつながります。是非、お子さんと一緒に読んで、家族で歯のケアをしていきたいですね。

 

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