インパクトあるこの本の表紙・・・!購入するのに、勇気がいる表紙です笑。
こちらは、ふんどし王子さんの「高卒製造業のワタシが31歳で家賃年収1750万円になった方法!」です。
不動産投資って、土地を持っているお金持ちの人がやるものでは?
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな考えを改めされてくれる本です。
ふんどし王子さんは、高校卒業後、製造業に勤められながら、少しずつ資産を増やしていかれました。
その実践方法を、惜しみなく公開してくださっています。
ふんどし王子さんって、一体だれ?
どうしてお金持ちを目指すようになったの?
本からどんなことが学べたの?
学びが多かった1冊。紹介しますね!
ふんどし王子さんとは?
ふんどし王子さんとは、富山県の不動産投資家さんです。工業高校卒業後、工場に勤務されていました。
ご家庭は、5人兄弟。そして、ご自身は双子!貧乏ではないけれど、裕福ともいえないご家庭で育ちました。詳しくは本を読んでいただきたいのですが、お家のご苦労などが重なりお母様が大変なことに・・・。衝撃。人生、いろいろあります。
中3の時にロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん、貧乏父さん」を読み、お金持ちになろうと決心されました。就職後、株やFXで失敗し、不動産投資を知って勉強を始めたそうです。現在では、セミリタイヤされるほど成功されています。
ふんどし王子というニックネームは、当時、ネット内でいじめられ、いじめられることがないようにと、不動産投資家の加藤ひろゆきさんから命名された力強いお名前だそうです。
前回、不動産投資家ポールさんの本を紹介しました。
ポールさんは、ふんどし王子さんのブログを見て不動産投資を始めたそうです。
ふんどし王子さんは、不動産投資の発信をされる先駆者的な存在だったのではないかと思います。
本から学んだ3つのこと
ふんどし王子さんの本を読み、勉強になることがたくさんありました。その中で、3つ、印象に残ったことを紹介しますね。
規模を拡大するには、融資が必須
ふんどし王子さんは、区分マンション、中古アパート、新築アパート、築古戸建てと、様々な物件を購入されています。そして、融資を引くお話がよく出てきます。
私は、融資を引く=借金をするということに、すごく不安を感じます。
返せなかったらどうしよう・・・という精神的不安があるのです。
借金をしても、借り入れたお金の分より、収入が多ければ、プラスになるということは理解しています。それでも、なぜか借金=悪という感覚がなかなかぬけだせないんですね。
しかし、ふんどし王子さんの本を読み、少し考えが変わりました。
不動産投資においては、規模を拡大する上では、融資を引くということは必須なのです。
現金で物件を購入する場合、現金を働いてある程度貯めることはできますが、何千万、何億といった金額は、さすがに無理です。サラリーマンがどれだけ働いても、現実的ではないですよね。
融資を引くことによって、大きなお金を借りることができ、新築物件を建てることができます。そして、収入を得ながら、返済をしていく。手元に残ったお金を使い、また新しい新築物件を建てる・・・。この繰り返しによって、お金持ちになれるということが理解できました。
理解はできたけれど・・・、自分ができるか?といわれると、やっぱりまだ不安の方が大きいです笑。
ただ、すごく面白いと思うのは、みんな住宅ローンに対する意識は違うということです。多くの方が住宅ローンを利用して、新築戸建てを購入されると思います。同じ借金であるのに、この感覚の違い!!不思議ですよねー。
ともかく、短期間で規模を拡大できるのが、融資の魅力ということが、すごく理解できました。
こういう人になりたいなという、よいメンターを選ぶ
ふんどし王子さんは、1人であれこれと考えて前に進めない場合は、勉強会に入ることを勧められています。その中で、「この人のようになりたい」というメンターを見つけることができれば、最短速度で目標に近づくきっかけになるとおっしゃっています。
ふんどし王子さんご自身も、富山件の不動産投資家、吉川英一さんと出会い、学んでいくことで、大きく成長できたそうです。
不動産投資は、税金、物件情報、地域情報など、様々な知識を必要とする投資です。学校で教えてくれるものでもないので、自分自身で勉強しなければなりません。勉強は、すごく大切だと思います。けれど、本からではわからないこともありますよね。
実際に成功されている方から学ぶという姿勢は、とても重要なことだと感じました。
大事なのは、何が提供できるか考えること
学ぶとき、教えてもらってばかりではいけません。自分が相手に何が提供できるか考えることも大切だと、ふんどし王子さんはおっしゃっています。
パソコンが得意なら、パソコンの知識を。労働力が投入できるなら、労働力を。最初にもらうのではなくて、自分からできることを率先して行う事が大切だということに、すごく納得しました。
情報が欲しいとクレクレくんになってしまったら、やっぱり人は離れていきますよね。私自身も、十分に気をつけなければ!!そして、何ができるかを考えなければ!そう思いました。
ふんどし王子さんは、初対面の相手には、お土産を持参してらっしゃるそうです。こうした具体的な行動、早速実行していきたいと思いました。
寄稿されたやまとさんのお話
ポールさん、グッチーさんといった不動産投資仲間の方々が寄稿されているのですが、中でもやまとさんのお話が心に残っています。
やまとさんは、2012年から毎日、不動産本を読んだり、物件検索したり、地元セミナーにいったりと勉強を始めました。
しかし、絶対に手をつけてはいけないという妻の貯金に手をつけてしまい、毎晩奥様に泣かれたそうです。家族を幸せにするために不動産投資を始めたのに、家族を泣かせている・・・。
その後、何のために不動産投資をするのか?を考え、お金を稼ぐことばかり考えていたことに気づき、本来の目的は家族を幸せにするためだと気づきました。
そして、奥様と今後の夢を共有したことで、妻も協力的になり、お二人で物件を見に行くようになったそうです。
寄稿の最後には、やまとさんからの「これから不動産投資を始める人に伝えたいこと」があります。全部で5つあり、どれもよい言葉なのですが、私が特に印象に残った言葉を紹介しますね。
不動産投資を始めるタイミングは常に今です。
勇気と行動で人生は変わります。
人生で、今が一番若い。そう考えると、この言葉がすごく心に残りました。
達成するための行動目標は?
本を通じて、自分自身が何ができるのか考えてみました。
・利回り、融資などの数字の意味が理解できるように、勉強する。
・この人のようになりたいという地元のメンターさんを見つける。
・初対面の方には手みやげ持参する。
です。
ほんと、不動産投資って、勉強しないといけないことがすごく多いと感じます。ですから、不動産賃貸業で成功されている方は、努力家で、真面目な方が多いのではないかなーと思いました。
環境が人間をつくる。環境を変えていこう!
ふんどし王子さんは、幼い頃、相対的に貧しい家庭環境によって、ご両親から辛くあたられたこともあったそうです。しかし、それは余裕がなくて、つい子供に当たってしまったのだろうと回想されています。
環境が人間をつくる。だから、現状に不満があるならば、環境を変えていくことが大切なのだと実感しました。
本の中では、ふんどし王子さんがどのように悩んできたか、どうやって物件を購入してきたかを惜しみなく公開されています。そして、
すごく本を読まれている!
熱心に勉強されていると感じました。
特に印象的だったのが、融資に関するお話です。私にとっては、遠い存在であったことが、身近に感じられるようになりました。
とはいえ、やっぱり怖い気持ちが強いです。まずは、小さく始める。これが基本ですので、学びながらできることを考えてみたいと思います。
不動産投資って、具体的にどうすればいいの?と思われた方に、ヒントがつまった本だと思います。
是非、手に取ってみてくださいね。
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