もうすぐ年末ですね。
干支が出てくるとっても面白い絵本を紹介します♪
「えとえとがっせん」(石黒亜矢子)です。
かみのつかいである十二匹のけものは、十二干と呼ばれ、いばりちらしていました。
そんな十二干をこらしめようと、立ち上がったものたちがいます。
その一匹が、たぬきです。
こちらが、果たし状↓。
よく見てください。
果たし状なのに、「きてね!」の後には「よつばのくろーばーあげます」と書かれているんですよ。
なんだか、とっても可愛いですよね(笑)。
十二干をこらしめるために立ち上がったのは、たぬきの他に、豚、こうもり・・・といった様々な動物たちがいます。
彼らと十二干の戦いが、面白い!
DJのラップがでてきたり、不思議な名前の技が繰り出されたりします。
描かれている絵が和風で、これがまたかっこいいんですよね~。
なぜ十二干ばかりがもてはやされるのか。
十二干以外の動物たちにとっては、納得がいかないのではないでしょうか。
そんな思いを合戦にしたストーリーが、本当によくできているなあと思います。
子供たちも何度も読み返す1冊です。
今年は、平成最後の年末ですね。
是非、手に取ってみてくださいね!
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