育児や仕事で、ついイライラしてしまうことはありませんか?
そんなときに役立つのが、アンガーマネジメント!
アンガー=怒り。マネジメント=技術。
つまり、アンガーマネジメントとは、怒りの感情と上手につきあうための怒りのコントロール技術のことです。
日本アンガーマネジメント協会会長の安藤俊介さんの講演をオンラインで視聴する機会がありました。
すごく有益なお話!
私も実践してみたところ、大きな効果を感じました。
これ、知っておくだけで、絶対に人生が変わります!
どんな内容なの?
どんな行動をすればいいの?
紹介しますね!
怒りはコントロールできる。
まず、理解すべきなのは、アンガーマネジメントとは怒らない技術ではありません。
怒りという感情をコントロールする技術です。
何か嫌なことがあったとき、怒りの感情がうわあっと湧いてきたとします。
この感情を押し込めてしまうのではなく、うまくコントロールすること。
そう、感情はコントロールできると知ることが、まず第一歩です。
怒りの感情を、コントロールしよう!
怒りに反射しない。6秒待つ。
怒りの感情が湧いてきたときに、その感情にすぐに反応してはいけないそうです。
「6秒待つ」とありますが、これはあくまで目安。
とりあえず、怒りにすぐに反射せず、少し時間をおくことで、自分自身を冷静に見つめ直すことができます。
この6秒ルールは、子育てに効果がありました。
育児をしていると、忙しいときに子どもが駄々をこねてしまったり、思うように進まないシーンが必ずでてきます。
そんなときに怒りの感情が湧いてきてしまったら、とりあえず6秒数えてみるのです。
心の中で「いーち、にーい、さーん・・・」と数えている間に、冷静に考える自分が出てきて、「嫌な気持ちを切り替えられないんだな」と相手に共感できたり、「ここは楽しく声かけしてみよう」といった怒りとは別の対策を思いついたりします。
また、実際に「ろーく、ごーお、よーん、・・・」と6からのカウントダウンを始めると、子供たちが動きだしたりします。
これは、ある程度年齢が上がってから効果があることかもしれませんが。
もちろん、すべてを仏のように受け入れられるわけではありませんし、叱るべき時は叱るべきです。
それでも、不毛な怒りを減らすことにつながっています。
怒りが湧いたら、6秒数えてみよう!
怒っている人は、何かを守ろうとしている。
怒っている人は、辛いとか苦しいをアピールしているとのことでした。
どこか体の調子が悪いとか。寂しいとか。
怒る前に、怒っている人には何かが起きているのだそうです。
このことを意識してみると、私自身にも思い当たる点がありました。
例えば、ちょっと体の調子がよくないときは、小さなことでイラッとしがちだったのです。
怒っている人は、何かをアピールしているのだと知ってから、私自身が怒りっぽいときには、これは体が不調だからだなとか、仕事がうまくいかないことがあったからだなとか、原因を探るようになりました。
その上で、その原因を認めて、そういった怒りの感情が出たとしても周囲に出さないようコントロールを意識するようになりました。
また、周囲で怒っている人をみたときには、その人は何をアピールしているんだろうと考えるようになりました。
すぐに部下に怒る人は、さらに上司に叱られることを恐れているのかもしれません。何か不安なことがあるのかもしれません。
何かを守ろうとしているんだなと考え、その守ろうとしているものに寄り添うことで、怒っている人に近づけるように思いました。
怒っている人がいたら、その前の原因を考えてみよう!
人は機嫌で動いている。
人は、いいことがあれば、ちょっと嫌なことがあっても、いい気分で過ごせます。
反対に、嫌なことが続いていれば、さらに嫌なことが起きたときに怒りの感情が爆発することもあります。
これは、私自身にも思い当たることです(笑)。
この機嫌は、変わらない方がいいと講師の方はおっしゃっていました。
確かに、自分の嫌がいいときは機嫌良く、自分の機嫌が悪いときは怒りっぽいなんて、自分勝手な感じがしますよね。
怒っていても、好かれる人がいるそうです。それは、
①素直である
②ルールが明確
③人のために怒る
例えば、少年ジャンプの漫画にでてくるドラゴンボールの孫悟空やワンピースのルフィといった主人公に人気があるのは、この3つに該当するからだそうです。
確かに!
機嫌に左右されない人を目指したいですね。
人は機嫌で動いていると考えよう!
他人の性格は変えられないが、行動は変えられる。
他人の性格は変えられないということは、齋藤一人さんの本を読み、理解していました。
しかし、行動は変えられるとは!
今まであまり意識していませんでした。
確かに、他人の性格を変えることは、かなり難しいですよね。
小さい頃から、環境や教育によって、培われてきたものだからです。
でも、何かをお願いしたり、応援したり、声をかけることによって、行動は変えられます。
他人の性格は変えられないが、行動は変えられると考えると、いろんな可能性が広がるように感じました。
まとめ
・アンガーマネジメントとは、怒りのコントロール技術!
・怒りに反射せず、6秒待まとう!
・怒っている人は、何かを守ろうとしていると考えよう。
・人は機嫌で動いていると知ろう。
・他人の性格は変えられないが、行動は変えられる!
アンガーマネジメント、いかがでしたか?
怒りの感情をうまくコントロールしながら、気持ちの良い毎日を送っていきたいですね!