「あまくない砂糖の話」という映画をご存じでしょうか?
経済評論家の勝間和代さんがおすすめしていたので、どんな映画か興味を持ち、見てみたところ、かなり衝撃を受けました。
あまくない砂糖の話 THAT SUGAR FILM – 2016年3月19日(土) シアター・イメージフォーラムほか順次公開
食生活は、人の健康=人生に関わります。
食事は、自分だけでなく、家族、子供に関わる大切なもの。
この映画を見ることで、食事に対する見方が変わり、あなたの健康に一役買うこと間違いなし!
是非一度見てみて欲しい、おすすめの映画です。
ストーリーは、砂糖を取らない健康的な生活をしていた男性が、実験のために砂糖を取る生活を2ヶ月継続し、体の変化をまとめた、ドキュメンタリー映画です。
オーストラリア人の1日平均の砂糖摂取量は、なんとティースプーン40杯。
主人公の男性は、この量を2ヶ月継続して摂取することにしました。
食べるものは基本的に健康的な食事とし、チョコレートやスナックは食べません。
それで1日ティースプーン40杯も砂糖がとれるの?とお思いでしょう。
私もそう思いました。
しかし、意外と健康的とされる食事には砂糖が含まれているんです。
例えば朝食にシリアル、加糖ヨーグルト、ジュースを摂取しただけであっという間に20杯もの砂糖を摂取できます。
毎食、毎食、律儀に成分表を確認し、砂糖の量を換算する主人公の男性には脱帽です・・・。
栄養士などの専門家もついて、血液検査といった検査も定期的に行い、変化を確認しました。
その結果、以前と比べて総摂取カロリーは同じなのに、体重が増え、おなか周りのお肉が増え、集中力もなくなるという身体的・精神的な変化が確認できました。
合間合間に、専門家の説明が入るのですが、ユニークな形で説明が入るので、見ていて飽きることがありませんでした。
先日読んだ「フード・トラップ」の著者マイケル・モスさんも出演されていました。
砂糖をたっぷり含んだ商品を販売しているのは、企業です。
本来であれば、人々に食事について教育をすれば、食べ過ぎを防ぐことができます。
しかし、企業は売り上げが落ちてしまうため、人々に教育をするということはありません。
この「フード・トラップ」の本は、企業の強欲さを訴える本になっているのですが、映画もそうでした。
この映画をみて、まったく砂糖をとらないとまではいかなくても、以前よりも控えるようになりました。
子どもはスナック菓子を食べる習慣がついてしまっているので、完全に絶つことは難しそうなのですが、おやつのお変わりをねだられるたびに、「砂糖のとりすぎは体に良くないんだよ。それよりも、お野菜やお食事のほうが体にいいんだよ~」と伝えるようになりました。
やっぱり、健康が一番!
体を作る食品について、考えていきたいですね。