「話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる!」(野口 悠紀雄) を読んでみました!
野口悠紀雄さんは「「超」整理法」などミリオンセラーの本を出されている経済学者の方です。
今回読んだ「話すだけで書ける究極の文章法」は、なんとスマートフォンの音声入力機能を活用して書いた本とのこと。
さらに驚いたのが、野口さんの年齢。
70歳を超えていらっしゃるのに、音声入力を使ってこういった本という形までまとめられたことがすごいと思いました。
音声入力は高齢者にとって使いやすいと書かれていて、確かにそうだなと思いつつも、音声入力を起動する方法がわかりやすくないと、高齢者が自分で始めることは難しいように思いました。
高齢者がすぐに使えるようなインターフェースが必要ですね。
本書には、音声入力機能でのメモの取り方から本格的な文章の作り方までが書かれています。
とてもわかりやすくて、音声入力をいろいろと試してみたくなりました。
また、本格的な文章を書くにあたっては、「文章とは書きたくてたまらない内容がまず最初にあり 、それを他者に伝える手段」という言葉が印象的でした。
何か伝えたいことがないと、文章は作り出せないという当たり前のことなのですが、本当にそうだなと思いました。
私も音声入力を使ってみようと思って意識してみると、スマートフォン、iPad、WindowsPCといたるところに音声入力機能がありました。
iPadは、キーボードを表示させるとそこにマイクマークが!
今まで気がついていませんでした。
スマートフォンはAndroidを使っています。
まずはドコモの音声入力を使ってみましたが、起動に若干時間がかかるし、1文を発声するたびに音声入力モードが終了してしまいます。
再度マイクボタンをクリックして音声入力を起動する必要があり、面倒くさい・・・。
その後、知り合いの方から、こちらのアプリを教えていただきました。
Swype Keyboard Trial
ドラゴンスピーチという音声入力ソフトを作っているNuance Communicationsが作成した文字入力アプリ。
すごく使いやすいです!
オーディオ・ブックを聞いていて、気になった部分をメモするのにすごく便利でした。
ただ、話している間に半角スペースが自動的に入ってしまうのが難点。
また、トライアルバージョンなので、一定の期間がたつと「トライアル期間が終了しました。」というメッセージが表示されてしまいます。
料金を1回支払えば、継続して使えるようですが、半角スペースが入ってしまうのが気になったので継続使用はしていないです。
とりあえず、音声入力を試してみるのには、すごくいいと思います!
AI技術の発達により、音声の認識が格段によくなっています。
まだ使ったことがない方は、是非一度身近なものを使ってお試しください。
その認識力にびっくりしますよ!
音声入力、いろいろなところで試してみようと思います。